第3作の製作
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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の記事における「第3作の製作」の解説
2014年11月、ガンは第1作に取り組んでいた段階で第2作への「基礎的なストーリー」("basic story") を考えていたことを明かし、同時に製作可能性がある第3作のアイデアも浮かんでいると述べた。しかしながらこの後ガンは、2015年6月に応じたインタビューで、『ガーディアンズ』の第3作に関与するかは不透明で、第2作を完成させた後の自身の気持ち次第だとした。2016年4月、ファイギはMCU作品の将来について、「2020年以降のことはまだまだ大きなチェス盤といったところだが、[その中に]『ガーディアンズ3』があるのは確約できる。どんな順番になるのかは分からない」と述べた。2017年3月、ガンは「[第3作は]確かにある。今みんなで理解しようとしているところだ。本当にやりたいことが何か探っているところで、それが全てだ」と述べ、「"Vol. 3" に関して具体的な計画は何も無い。但し、何か恐ろしいことが起こらない限り——いつでも可能性はあるが知ることは出来ない——マーベルはもう1作作りたがると思う」とも発言した。またこのインタビューに答えた2017年3月の段階で、ガンは第3作に携わるかは以前不透明で、「次の2、3週のうちに」("over the next couple of weeks") 彼の関与と次回作が明らかになる見通しだと述べた。翌月、ガンは自身が第3作 "Guardians of the Galaxy Vol. 3" の監督と脚本を担当すると発表し、6月には脚本の初稿を書き上げたと明かした。主要キャストでは、プラットとクレメンティーフ、バウティスタの第3作出演確定が報じられていた。撮影は2019年に始まる予定で、2020年の公開が予定されていた。また時系列としてはガンから『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の後になると明かされていた。 しかしながら、2018年7月、ガンが2008年から2011年頃に行ったペドフィリアなどを題材にするツイートが掘り起こされた後、マーベルとその親会社に当たるディズニーはガンとのビジネス関係解消を発表した。解雇報道に際し、第2作の主要キャストであるプラット、サルダナ、バウティスタ、クーパー、ディーゼル、ショーン・ガン、クレメンティーフ、ルーカー、ギランは連名でガンを支持する公開書簡を提出した。また、ファンの間でもChange.orgでの署名や、カリフォルニアディズニーランド付近への看板広告の設置等、再雇用を求める運動が行われた。バウティスタはガン無しでの続編製作に強い不快感を示しており、脚本が使用されなければドラックス役を降板する意思まで述べていた。8月1日、『バラエティ』誌は、ディズニーがガンの後任監督選びに急いでいないこと、またトップクラスの映画製作者と契約できるようになるのを待っており、当初の予定だった2019年2月の製作開始が押しても厭わない様子だと報じた。その後も、マーベル側がキャスト陣の共同声明を受けてディズニーとの交渉に挑んでいること、ガンの脚本のみでも使用する案などが報じられたが、結局ガンとの再契約は見送られ、ガンが完成させていた初稿も、使用はされるが改稿の見込みが高いとされた。 しかし現地時間2019年3月15日に、ガンが監督として復帰することが決定した。ガンは降板騒動以来初めて自身のSNSを更新し、復帰への思いを述べた。ガンは解雇劇の間にDCコミックス原作映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の監督・脚本を務めることが決まっており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3作の製作は『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の製作が完了し次第とりかかることになっている。
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