第2版および第3版とは? わかりやすく解説

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第2版および第3版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 06:20 UTC 版)

レーニン全集」の記事における「第2版および第3版」の解説

Институт Ленина при Ц.К. В.К.П.(б.) (ред.), «В.И. Ленин Сочинений», Изд. 2-е., В 30 т. Государственное Издательство. Москва -Ленинград, 1925-32 г.г. Институт Ленина при Ц.К. В.К.П.(б.) (ред.), «В.И. Ленин Сочинений», Изд. 3-е., В 30 т. Государственное Издательство. Москва -Ленинград, 1925-32 г.г. 『レーニン全集第2版は、レーニン死去後の、1924年第2回ソビエト連邦ソビエト大会決定基づいて1925年から1932年にかけて全連邦共産党ボリシェヴィキ中央委員会付属レーニン主義研究所によって「レーニン著作集」として編纂された。なお、同研究所1931年マルクス=エンゲルス研究所合併してマルクス=エンゲルスレーニン研究所初代所長ウラジーミル・アドラツキーとなっており、第28以降この研究所名で発行されている。編集責任者には引き続きカメーネフ当たったが、彼の失脚により、第4巻からはニコライ・ブハーリンヴャチェスラフ・モロトフ、イワン・スクヴォルツォフ=ステパノフに代わり、さらにブハーリン失脚によって第26巻からはアドラツキー、モトロフ、М.А.サヴェリエフに代わっている。 『レーニン全集第3版は、第2版普及廉価版として並行して刊行された。内容第2版と同じであるが、廉価版であるため一部印刷などに難があるとされる。第2版および第3版は、全30からなり、第1~27巻が著作加えて巻末付録ロシア共産党大会決定事項ソビエト連邦の重要法令収め、第28・29巻が書簡、第30巻が補巻となっている。その後著作総目録人名件名索引などを収録した便覧』が1935年刊行された。このように、第2・3版は、索引事項人名の注、レーニン引用言及した文献についての詳しい解説リスト存在し全体の3割に達するという、配慮行き届いたものであった。約2700項目を収録し各巻平均第2版10万部、第3版56部が発行された。しかし、個々著作脱落原本との背反配列などに問題があったほか、スターリン指導下の全連邦共産党(ボ)中央委員会によって「きわめて大きな政治的誤り」があると認定される至ったまた、2・3版の刊行同時に、『レーニンスキー・ズボールニク』(Ленинский Сборник) も刊行された。これは、レーニン生涯と活動明らかにするための資料蒐集刊行したもので、新発見著作手紙電報などのほか、論文執筆のためのプランメモ草稿レーニン読んだ本・雑誌新聞などからのノート演説下書きといった著作集収録しくいものまでを集めている。

※この「第2版および第3版」の解説は、「レーニン全集」の解説の一部です。
「第2版および第3版」を含む「レーニン全集」の記事については、「レーニン全集」の概要を参照ください。

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