第18巻 - 第26巻とは? わかりやすく解説

第18巻 - 第26巻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 05:21 UTC 版)

汽車のえほん」の記事における「第18巻 - 第26巻」の解説

ケニー代わりとして出版社選んだ5人目画家は、スウェーデン生まれ女性画家、ガンバー・エドワード (Gunvor Edward) であった。 彼女は「がんばりやの機関車」から早速担当することになった。まず第4話初め挿絵から始めてみたが、限られた構図中に5両の機関車正確に描くのは、自分では困難な仕事であると感じたようで、同じ画家の夫ピーター・エドワード (Peter Edward) に描けかどうか試してもらった。このことがきっかけで仕事手伝ってもらい、後にピーター機関車、ガンバーが背景担当になったちなみにロンドン生まれピーターはガンバーと英国知り合い結婚一度スウェーデン住んでから、ロンドン戻っている。 こうしてガンバー&ピーター・エドワーズの共作挿絵によりシリーズ再開したオードリー新し挿絵画家夫妻との関係は最初ミーティングから順調に進んだ実際保存鉄道機関車見て描く等、機関車ディテール歴代挿絵画家中最高の精度で、細部挿絵巧み魅力があり「明らかにキャラクター対す愛情持っています」と語るまでに、オードリーエドワーズ夫妻挿絵仕事感謝した1960年代入りイギリス国鉄無煙化近代化計画急速に進行した多く蒸気機関車ディーゼル機関車電気機関車電車への置き換えに伴いスクラップとなり、イギリス本線上から蒸気機関車消えるのはもはや時間の問題であったまた、イギリス国鉄財務収支改善のため、多く不採算地方路線廃線され(ビーチング・アックス)、その跡地利用した保存鉄道群が増えていった。このような事情もあり、オードリー保存鉄道援助活動により注力するようになった18巻23巻では、暗にイギリス国鉄無煙化計画批判しているとも取れ描写存在する従来から描かれているスカーローイ鉄道(タリスリン鉄道)の物語増えた他、18巻ではブルーベル鉄道19巻ではスノードン登山鉄道22巻ではレイブングラス・エスクデール鉄道それぞれ援助するための物語描かれた。また、13巻続き18巻ステップニー23巻のフライング・スコッツマンなど、現実保存されている著名な蒸気機関車登場している。エドワーズ夫妻はこれらの保存鉄道蒸気機関車達の姿をリアリティーある挿絵仕上げ物語魅力的に彩った1968年イギリス国鉄蒸気機関車運行終了した蒸気機関車主題とした創作題材取得し難くなったこともあり、オードリーは「井戸干上がった」と感じて、第26巻「わんぱく機関車をもってこの絵本シリーズをいったん終了することにした。

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