タリスリン鉄道とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > タリスリン鉄道の意味・解説 

タリスリン鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 20:57 UTC 版)

タリスリン鉄道
運行されるサドルタンク
基本情報
イギリス
所在地 ウェールズ
北緯52度35分01秒 西経4度05分20秒 / 北緯52.583647度 西経4.088783度 / 52.583647; -4.088783座標: 北緯52度35分01秒 西経4度05分20秒 / 北緯52.583647度 西経4.088783度 / 52.583647; -4.088783
起点 ターウィン・ワーフ(Tywyn Wharf)
終点 ナント・グェエルノル (Nant Gwernol)
開業 1866年
路線諸元
路線距離 7.25マイル (11.67 km)
軌間 2ft3in(686mm、狭軌)
テンプレートを表示

タリスリン鉄道(タリスリンてつどう、英語: Talyllyn Railway)はイギリスウェールズにある保存鉄道

歴史

Dolgoch

1866年に採石場から粘板岩を運搬するために開通した[1]。1946年に廃止され、1950年に保存会が発足して1951年に再開通した世界で最初の保存鉄道[1]。スノードニア国立公園の山中を昔ながらの車両が走行する[1]。ホームは常に同じ側で客車のドアは片側のみにある[1]

汽車のえほん』シリーズの作者として知られるウィルバート・オードリーはこの鉄道の保存活動に参加し、シリーズに本路線をモデルにした「こうざんてつどう・スカーローイ鉄道(日本版では「スカーロイ鉄道」と表記)を登場させている。

運行

風光明媚なスノードニア国立公園を走行しており、観光客向けの蒸気機関車による列車の運行だけでなくディーゼル機関車の牽引による列車も運行される。

ギャラリー

出典

文献

  • 笹田昌宏『英国保存鉄道 -世界屈指の保存鉄道の宝庫を訪ねる-』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉。ISBN 978-4-53-306332-9 
  • 白川淳『海外保存鉄道』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉。 ISBN 978-4-53-302143-5 
  • 「地球の歩き方」編集室 編『イギリス鉄道の旅』ダイヤモンドビッグ社〈地球の歩き方BY TRAIN〉。 ISBN 978-4-47-805131-3 

関連項目

外部リンク


タリスリン鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 01:14 UTC 版)

こうざんてつどう・スカーローイ鉄道」の記事における「タリスリン鉄道」の解説

詳細は「タリスリン鉄道」を参照 高山鉄道モデルとなったタリスリン鉄道はイギリスウェールズタウイン実在する鉄道である。線路車両通常の鉄道(標準軌)より小さく軌間が686mm(2フィート3インチ)しか無いため、このサイズ鉄道軽便鉄道またはナローゲージ呼ばれる原作10巻日本語版では「線路の幅が1067mm以内のもの」と説明されているが、これは日本では旧国鉄在来線1067mmより狭い場合のみを「ナローゲージ」と呼ぶ場合が多いためである。イギリスをはじめ、国際的な基準では1435mmに満たなければすべて""narrow gauge""(狭軌)であるため、1067~1434mmでもナローゲージとなる。 タリスリン鉄道は輸送量減少に伴い1946年一度廃止方向辿ったが、イギリス中から鉄道ファン集まり1951年イギリスで初のボランティアによる保存鉄道として再開された。 なおタリスリンの「スリ」は、/ɬ/(無声歯茎側面摩擦音)というウェールズ語に独特の発音で、これは[L]を無声音清音)で発音する多く日本語話者にとって大変難しいものであり、タリヒン、タリツィンと表記される事もある。聴覚印象は「シ」に近い。当時原作の訳はカナ書きのタリリンであり、他のメディアでもそれが一般的だったが、汽車のえほんでも2005年からの新版ではタリスリンに修正されている為、現稿ではタリスリンで統一した

※この「タリスリン鉄道」の解説は、「こうざんてつどう・スカーローイ鉄道」の解説の一部です。
「タリスリン鉄道」を含む「こうざんてつどう・スカーローイ鉄道」の記事については、「こうざんてつどう・スカーローイ鉄道」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「タリスリン鉄道」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タリスリン鉄道」の関連用語

タリスリン鉄道のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タリスリン鉄道のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタリスリン鉄道 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのこうざんてつどう・スカーローイ鉄道 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS