国際的な基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 20:30 UTC 版)
GHSに基づく可燃性ガス(および引火性ガス)の定義は、下記のように定められている。 標準気圧(101.3kPa)で20℃において、空気との混合気が爆発範囲(燃焼範囲)を有するガスをいう。 さらに、この定義に該当するガスを危険性の高さによって二つの区分に分けて、注意喚起を行う。 区分1(危険区分:極めて可燃性/引火性の高いガス) 標準気圧101.3kPaで20℃において、濃度が13%(容積分率)以下の空気との混合気が可燃性/引火性であるもの、または爆発(燃焼)下限界に関係なく空気との混合気の爆発範囲(燃焼範囲)が12%以上のものを、区分1として扱う。容器には「危険」を表す語と、炎のシンボルにより注意喚起する。 区分2(警告区分:可燃性/引火性の高いガス) 区分1以外のガスで、標準気圧101.3kPaで20℃においてガスであり、空気との混合気が爆発範囲(燃焼範囲)を有するものを、区分2として扱う。容器には「警告」を表す語により注意喚起する。
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