バーゼルIIIとは? わかりやすく解説

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バーゼルIII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 22:48 UTC 版)

バーゼルIII (バーゼルスリー、第3次バーゼル合意またはバーゼル基準英語: Basel III)は、銀行の自己資本規制比率、ストレステスト、市場流動性リスクに関する、グローバルであるが各国の裁量に任される規制の枠組みである。第三回目となるバーゼル合意であり、(バーゼルI英語版バーゼルIIを参照)2007年から2008年にかけて起こった金融危機で明るみに出た金融規制の欠陥への対応として開発された。銀行の流動性の向上、銀行のレバレッジの低減を図るため、銀行の自己資本規制を強化することを目的とする。




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バーゼルIII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 06:40 UTC 版)

国際決済銀行」の記事における「バーゼルIII」の解説

詳細は「バーゼルIII」を参照 バーゼル委員会は、2007年から2008年にかけて発生した世界金融経済危機」の背景となった銀行監督問題対す反省踏まえ銀行自己資本質の向上リスク管理一段強化といった観点から、2009年以降バーゼルII改訂する作業進めており、その一連の成果はバーゼルIIIと総称されている。新たな合意基本的な内容2011年1月公表されており、銀行対し2019年度末までに、総リスク資産の7%にあたる普通株式など質の高い自己資本保有求めるなど、バーゼルIIよりも規制強化されている。この強化指摘される問題点次のように整理される。 各比率において分子議論偏っており、分母リスク・アセット総額)の議論置き去りにされている。 唐突なレバレッジ比率導入は、金融規則画一化単純化である。 マクロ経済政策失敗して金融危機起きた責任個別金融機関に負わせている。 金融危機震源から遠いアジア地域金融鈍化させる。金融危機は必ずしもグローバルではない。 規制具体的内容は、シティグループ証券によると次のように整理される。

※この「バーゼルIII」の解説は、「国際決済銀行」の解説の一部です。
「バーゼルIII」を含む「国際決済銀行」の記事については、「国際決済銀行」の概要を参照ください。

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