第13艦隊所属エイブラム
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「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」の記事における「第13艦隊所属エイブラム」の解説
ベルフ・スクレット 本作の主人公。階級は少尉、19歳。エイブラムの所属のパイロットで、度重なるオールズモビルとの戦闘で乗機のジェガンを損傷させてしまい、戦闘を艦内で見守ることになるが、仲間の危機に何もできない自分に対する焦りと苛立ちから移送中のF90に半ば強引に乗り込み出撃する。もとは実戦経験も浅く平凡なパイロットだが、この戦闘において敵部隊を退ける事に成功する。この後、本隊と合流するまでの間、戦力不足を補うために暫定的にF90を任される事になり、実戦経験を積むうちにパイロットとして頭角を現していくようになる。 本隊と合流した後はF90を引き渡す予定であったが、戦闘データが良好であるため、正規パイロットとして引き続きF90に乗る事になり、以降も戦場を変えて第一線で戦う。特に、新たにVタイプの運用で得られたデータは、最新鋭機であるF91の開発に活かされ、その完成を早める事にもなっている。 のちにF91にも搭乗。頭部コンピュータの調整が不十分であり本来の性能を発揮させる事はできずに終わるが、多大な戦果を上げ、オールズモビル戦役終結に大きく貢献する。 なお、最終局面にて負傷するが、その後の退役、または復帰およびコスモ・バビロニア建国戦争への参加については不明である。 漫画『機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ (F90FF)』では、ブラウンからかつて「ファステストフォーミュラ」と呼ばれたチームがいたことと、彼らが「大きな後見人の元で小さな戦争に加わった」という話を聞かされ、ガーウィッシュのメカニックであるフリオ・ガライ少尉からはF90 2号機が何度が補修困難なレベルで大破した記録があることを聞かされる。 アンナフェル・マーモセット 本作のヒロイン。エイブラムの所属のジェガンのパイロットで階級は准尉、19歳。ベルフとは恋仲であるが、F90のことを得意げに話すベルフに対して反発したりと、パイロットとしては対抗意識を持っているような一面もある。大気圏突入時の混戦で行方不明となり、戦死扱いとなる。 ゲーム内では「アンナフィル」となっているが、説明書などでは「アンナフェル」と表記されている。 アルベルト・エア エイブラム所属のパイロットで階級は中尉、27歳。ベルフの兄貴分のような存在で、常に最前線で戦う勇敢なパイロットである。 エリナ・ビアック エイブラム所属のパイロットで階級は少尉、22歳。女性であるが、一見男と見間違うほどの体格と性格をしている。 ワイブル・ガードナー エイブラムの艦長で階級は中佐、57歳。冷静沈着な性格で、宇宙世紀0120年代当時の連邦軍においては数少ない有能な軍人である。戦いを最後まで生き残った。 漫画『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』では、コスモ・バビロニア建国戦争時にクロスボーン・バンガードに占拠されたフロンティア・サイドを奪回するため、第2艦隊司令官に就任。イルルヤンカシュ要塞の破壊に成功する。 ブラウン・ウッダー エイブラムのチーフメカニックで階級は中尉、62歳。新たな武装が追加された時は彼に聞けば性能を教えてくれる。 『F90FF』では、ベルフに「ファステストフォーミュラ」と呼ばれたチームの話を聞かせる。また0093年のシャアの反乱時には、サラミス改級巡洋艦のハンガーで、ロンド・ベル隊を援護するために出撃するMSを送り出す様子が描かれる(当時の階級は軍曹、38歳)。 アリーナ・ベズロー エイブラムのオペレーターで階級は軍曹、22歳。ベルフに様々な指令を送る。 スコット エイブラム所属のジェガンのパイロット。オールズモビルのケザン隊の襲撃を受け、第1話の冒頭で撃墜される。階級、年齢共に不明。
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