科学技術・軍事技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 00:15 UTC 版)
見かけから、いささか原始的な生物だと思われる事も多いグンガンだが、想像できる以上の科学力を持ち、シールドジェネレーターや携帯型シールドなどを所持している。ただし、水中では全く役に立たないブラスターといった射撃系武器の発達は遅れている。なおシールド技術の発達には、彼らの生活する水中には巨大で危険な生物が多い所為だとも、あるいは大深度に潜行するための乗り物に掛かる水圧から身を守るためだとも見られている。 特筆すべきは生物を自在に操るバイオテクノロジーで、一見家畜に武器を牽引させているような原始的に見える聖なる軍隊だが、そのシールドジェネレーターやカタパルトも、生物的な生成物によって構成されている。これは水中を移動するための乗り物の製作にも利用されている技術である。建物ですら、彼らは生物的な方法で「育てて」利用している。 武器は主に、高エネルギーを持ったジェル状物質の入ったカプセル(一種のプラズマ兵器とされる)の投擲で、見た目は内部に青白い炎が揺らめくような、美しい弾丸である。求められる威力によって弾丸のサイズが違い、個人兵装としては野球のボールほどの、敵戦闘車両などを攻撃するためにはサッカーボール程の弾丸が利用され、カプセルが破裂するほどの衝撃を与えると内容物が飛散して、これが付着した生物は麻痺し、ドロイドや機械装置は電気的エネルギーで破壊される。威力は小型弾丸一発でバトル・ドロイドを機能停止させ、大型弾丸は一発でドロイド戦車を機能停止させる。なおカプセル自体は素手で触れても安全なため、これを皮袋などに入れて運搬する。 この武器は水中でも周囲の生物を麻痺させるのに使われるようだが、ドロイドにとっても致命的なダメージを与えうる。ただ投擲はカタパルトや人力によって行われるため、余り射程がある訳ではない。しかし盾のようにして使われる携帯型シールドジェネレーターは強固な防御力を持っていて、至近距離からの対人用ブラスターライフルの直撃にすら耐えるため、射程の短さは余り問題にはならない。加えて大型シールドジェネレーターは、施設破壊に用いられる大型ビーム兵器の直撃にすら耐え、歩兵中隊全体を防護する。 なお聖なる軍隊には騎兵が存在し、カドゥに乗り戦場を駆ける。騎兵は銃の発達以降、歩兵よりの銃撃の的にされる事から、地球の歴史では衰退した訳だが、彼らの優れた防衛技術は、依然として騎兵の優位性を保たせている。部隊長クラスもカドゥに騎乗しており、将軍クラスともなると飾り立てたカドゥを駆り、部隊を鼓舞する。
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