危険な生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 06:38 UTC 版)
色とりどりのサンゴや生物に彩られたサンゴ礁だが、これらの生物には棘や毒をもった生物や獰猛な生物も多く、中には命に関わるほどの毒をもつものもいる。 爬虫類 - ウミヘビ。東南アジアからオーストラリアにかけてはイリエワニも姿を現す。 魚類 - サメ、エイ、ミノカサゴ、ダルマオコゼ、アイゴ、ウツボなど 軟体動物 - ヒョウモンダコ、イモガイ類など 棘皮動物 - ガンガゼ、ラッパウニ、オニヒトデなど 刺胞動物 - サンゴイソギンチャク、スナイソギンチャク、ウンバチイソギンチャク、カツオノエボシ、ハブクラゲ、アナサンゴモドキ、シロガヤなど また、食用魚にも注意が必要である。フグ類の毒はよく知られているが、サンゴ礁域に生息するバラハタやバラフエダイ、ヒラマサ、イシダイ、イシガキダイなどの大型魚は藻類に由来するシガトキシンという毒を体内に蓄える。小さな個体は危険が薄いが、大型個体を食用にする際は注意しなければならない。
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