危険な航海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 10:05 UTC 版)
「ドナルド・マッキンタイア (イギリス海軍)」の記事における「危険な航海」の解説
氷山 1943年4月29日、ニューファンドランドへ向かう輸送船団はヘスペルスが装備するレーダーと探照灯の助けを借りて氷山の脅威を乗り切らねばならなかった。奇跡的に、どの艦船も損傷なしに乗り切ることができた。 港での日常 ヘスペルスは拠点としてアルゼンチアとリヴァプールの2港を指定されていた。また、時々セントジョンズも利用された。ひとたび港へ安全に辿り着き留まっていれば、熱い風呂と寝台での睡眠を得る機会があることをマッキンタイアは常に理解していた。 アルゼンチアの基地に勤務していた将兵は全て男性であり、アメリカ海軍の士官たちは彼らの「ドライ」(禁酒)な艦艇と違い飲酒を認めているイギリス海軍の艦艇を訪問したがった。彼らは度々ヘスペルスの士官たちが歌う「Zumba Za」(本来ドイツの曲だった)を楽しんだ。リヴァプールにいたある時には、免税のジンを目当てに訪れていた予備役の民間人たちが、航海士官から次の船団に彼らの同行を手配したとかなり真剣に告げられた。この申し出が取り上げられることはなかった。 普段、船団に混ざってヘスペルスがリヴァプールにいる間には、マッキンタイアは妻と子供の下へ逃れることができた。
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