科学技術史の事績として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 01:47 UTC 版)
「八木・宇田アンテナ」の記事における「科学技術史の事績として」の解説
この発明は、電気技術史に残るものとして、1995年にIEEEマイルストーンに認定された。銘板のレプリカの一つが、東北大学片平キャンパス内に飾られている。「日本でのマイルストーン受賞リスト」によると、贈呈式年月と受賞テーマ(カッコ内は対象年・期間)および受賞者が、次のように示されている。 1995年6月 指向性短波アンテナ<八木・宇田アンテナ>(1924年)- 東北大学 ここで、(1924年)と記されているのは、宇田が講師に就任した年だけではなく、多数の導体棒配列で構成した短波長アンテナの放射指向性測定によって、新しい成果を得ることになる「短波長ビーム」を発生させる配列方法の研究へと発展する超短波の研究を開始した年でもある。 2016年9月13日に、国立科学博物館の重要科学技術史資料(通称:未来技術遺産)の第00210号として、世界最初の超短波アンテナであることを評価され、登録された。
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