神岡鉄道とは? わかりやすく解説

神岡鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/28 08:07 UTC 版)

神岡鉄道株式会社(かみおかてつどう)は、岐阜県および富山県で、旧国鉄特定地方交通線を引き継いだ鉄道路線神岡線を運営していた鉄道会社である。第三セクター方式で設立された第三セクター鉄道の1つだった。本社所在地は岐阜県飛騨市神岡町大字東雲1327番地の2(奥飛騨温泉口駅内)。地元では神鉄(かみてつ)と呼ばれていた。漢字は神戸電鉄の略称と同じだが、読みが異なる[注釈 1]


注釈

  1. ^ 同様のケースとして近江鉄道の「近鉄」がある
  2. ^ 坂本衛は「(神岡線は)土木技術の進歩によって容易にトンネル掘削ができるようになり、あえて山を迂回して線路をひき廻す必要がなくなった、と見るほうが正しいでしょう。」と述べている。
  3. ^ 神岡線開業当初は20.3 kmであった。

出典

  1. ^ 坂本 衛 『鉄道施設がわかる本』 p.152 山海堂 2004年2月23日発行 ISBN 4-381-10495-1
  2. ^ a b 「鉄道記録帳2002年12月」『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年3月1日、25頁。 
  3. ^ 『北日本新聞』2005年11月16日付朝刊35面『神岡鉄道が廃止届提出』より。


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神岡鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 00:39 UTC 版)

中尾一樹」の記事における「神岡鉄道」の解説

観光鉄道としての活用し、「全国から神岡鉄道へ乗り入れるクルーズ列車運行させたい弊社鉄道事業者になることにより、鉄道各社との相互乗り入れ交渉がしやすくなる」と、観光鉄道への転換主張し、神岡鉄道の大株主である三井金属鉱業に対して同社株式無償譲渡要求した。しかし、三井金属鉱業より飛騨市同意得られることが前提とされたものの、この要求飛騨市には聞き入れられず、最終的に株主代表訴訟起こしている。中尾によると「鉄道路線維持目的とする株主代表訴訟日本初事例とのことだったが、第1回口頭弁論において「事件性理解できない」と指摘され訴状取り下げている。また、並行して中部運輸局に神岡鉄道廃止届出対す意見聴取申請申し立てていたが、譲渡譲受あたらないとして退けられている。列車運行休日だけで平日は全便運休表明乗車券類発行主目的主張していた。

※この「神岡鉄道」の解説は、「中尾一樹」の解説の一部です。
「神岡鉄道」を含む「中尾一樹」の記事については、「中尾一樹」の概要を参照ください。

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