生徒会長選挙編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:48 UTC 版)
VS 蟲喰恵利美(7巻) 夢子が生徒会役員に3連勝した翌日。綺羅莉は生徒会を解散し、新たな生徒会長を選ぶ選挙の実施を宣言する。この選挙は投票制ではなくギャンブルによって票をやり取りし、30日間の選挙期間中の間で最も多くの票を獲得した者が生徒会長となるというもの。そして同時にこの選挙の場において、綺羅莉が籍を置く桃喰家を本家とする百喰一族の新たな本家の座を争う跡目争いが繰り広げられることとなる。 借金を全額返済した夢子は「家畜」を返上し、生徒会長選挙では綺羅莉とのギャンブルに票を賭けることを望む。そんな中、百喰一族の1人蟲喰恵利美が夢子にギャンブル「指切りギロチン」での勝負を要求。偶然その場に居合わせた妄も加えた3人での勝負が成立、最終的にただ1人勝者となった夢子が2票を獲得した。一方の芽亜里は、生徒会現副会長・桃喰リリカの呼び出しを受ける。 芽亜里・涼太 VS 陰喰三欲・陽喰三理(8巻) 続いて夢子は百喰一族の陰喰三欲と陽喰三理とを相手に、ギャンブル「ニム零式」での対戦を行う。本人の希望により鈴井も参加。しかし中盤で、三欲が仕込んでいた毒により夢子が体調を崩す。事情を聞いた芽亜里が駆けつけ、夢子に代わって参戦。芽亜里はギャンブルの裏の性質に即座に気づき勝利。三欲が敗北を三理に押し付け多額の借金を負わせたため、三理は選挙戦に事実上敗退。 公共財ゲーム(9巻) 桃喰綺羅莉の集票ペースが早いことから、対等に戦うための票の集約を目的に夢子と等々喰定楽乃がギャンブルを企画した。定楽乃は胴元としてギャンブルには直接参加せず、百喰からは骨喰ミラスラーヴァと尾喰茨が参加。夢子が伊月と豆生田に声をかけ、5人によるギャンブル「公共財ゲーム」が行われた。 全員敗北(胴元である定楽乃の一人勝ち)という可能性もあるルールの中、裏切り者を特定する過程で豆生田が再覚醒し、追放されたミラスラーヴァが敗退。ギャンブルは伊月が1位となった。しかし、ある条件を対象に伊月は定楽乃と「外ウマ」を賭けており、こちらでは敗北した伊月は選挙戦リタイアを余儀なくされる。 夢子・ユメミ VS 名足カワル(10巻) 夢子とユメミの前に、日本人ハリウッド女優名足カワルがギャンブルのために現れる。その正体は百喰一族の和楽喰淑光だった。名足の大ファンである夢見弖ユメミは彼女から空気のように扱われ、プライドをかけて演技力対決を持ち掛ける。勝負は夢子・ユメミvs名足の2対1で行われることになった。 公開ギャンブルイベント「Aステ(ACTIVE STATION)」での演技力三本勝負。二本目までの勝負の過程で、名足の能力と演技力にユメミは感動を覚えてしまい、勝ちたいという気持ちを失ってしまう。そのため三本目の勝負では夢子とユメミが共闘できなくなり、「一人で戦う」夢子と「勝ちたくない」ユメミを相手に名足は必勝の形をとっていたが、最後の最後に「勝ちたくないが勝たなければならない」というユメミの行動を読み切れず敗北する。 桃喰リリカ VS 尾喰凛・尾喰茨(11巻) 芽亜里と仲間になりたいと懇願し続けるリリカに対して、芽亜里は条件として百喰一族の者をギャンブルで倒すことを提案する。リリカはまず狛喰希を圧倒し、裏で暗躍している詐欺師・尾喰凛に勝負を持ち掛ける。リリカ、凛、凛の付き人で嘘のつけない体質である尾喰茨、それに芽亜里のクラスメートである杏子・有架・美鳥を加えた6人によるギャンブル「戦争」を行うことになり、芽亜里と希は観戦に回る。最初は5人による共謀で不利になったように見えたリリカだったが、凛の騙しの暴露、それに他人を信用できない凛の習性の隙をついて、圧倒的に勝利する。凛によって仕掛けられていた罠をもさらに裏を掻いて打破し、リリカは晴れて芽亜里に仲間と認められる。
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