河畔・湖沼畔など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:04 UTC 版)
河岸 東北地方 ・津川-江戸期~明治にかけて、会津における越後(日本海)からの物流や人の往来で賑わった阿賀野川水運の中心地 白鳥舘遺跡 - 岩手県奥州市前沢区にある遺跡。国の史跡で北上川に周囲を180度以上囲まれる天然の要害および10世紀から16世紀まで北上川の要衝地として利用されてきた。 関東地方 古河 佐原 - 醤油、味噌、みりんなどを江戸に運ぶ利根水運の交易都市として発展した。 川越 - 江戸時代に新河岸川の水運が行われた。 中部地方 有知湊 - 長良川沿い岐阜県美濃市にある川湊。 船着場跡の石畳、住吉型川湊灯台が残る。 赤坂港 - 岐阜県大垣市赤坂町 (岐阜県) 大垣城下の水門川にある船町港 水門川から揖斐川を経て、桑名宿へ至る重要な川湊。住吉灯台 (岐阜県) 阿波賀(福井市安波賀町)前波(福井市前波町) - 三国湊につながる足羽川が流れ、一乗谷の川湊 河崎 (伊勢市) - 三重県伊勢市の地名。伊勢湾を渡ってきた伊勢神宮の参拝客が上陸する河岸を中心に室町時代から江戸時代にかけて発展 笠松湊 - 岐阜県羽島郡笠松町港町にあった川港。 木曽川水運の中継地点として発展。 近畿地方 坂越(写真) - 千種川(河畔)と播磨灘(臨海)に港を有し、塩の積出し港として明治時代まで栄えた。 伏見港 - かつて京都府京都市伏見区に存在した河川港 平福 - 内陸、千種川中流の宿場町。河口の坂越港から運ばれる海産物の貿易で栄えた。 七里の渡し(桑名市) - 中世、自由都市ができ、日本屈指の貿易都市となる。「十楽の津」とよばれた。 中国地方 落合垂水 - 古くは旭川の高瀬舟の一大拠点となる川港として栄える 新見 - 高梁川の高瀬舟の発着点となる川港町として栄えた。 和気 - 高瀬舟の発着地としても栄え、物資・旅客の集散地となり河港として繁栄 西大寺 - 吉井川河口西岸に位置。上流部との物資の集散港、牛窓往来の渡し船場として栄える。 建部 - 旭川中流部。旭川を挟んだ建部上と福渡の間(備前・美作国境)に「八幡の渡し」と呼ばれる大きな渡し船発着港があり、港町として栄える。 倉敷 - 古くから水運の要衝で、江戸時代初期には内陸との物資の中継地。干拓により倉敷川もの河港となるも一層繁栄。児島湾締切堤防設置により、港としては役目を終える。 中洲 (倉敷市) - 古くから河口周辺に位置する川湊として開かれていた。 備中松山(高梁) - 高梁川の中流部。古い時代から高梁川の水運を利用した高瀬舟で栄える。戦国後期以降は城下町としても繁栄。
※この「河畔・湖沼畔など」の解説は、「日本の港町」の解説の一部です。
「河畔・湖沼畔など」を含む「日本の港町」の記事については、「日本の港町」の概要を参照ください。
- 河畔・湖沼畔などのページへのリンク