民間の動き
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「医学を基礎とするまちづくり」の記事における「民間の動き」の解説
2015年12月、奈良県立医科大学、早稲田大学、奈良県、橿原市、関西電力などが連携して産学官によるMBTコンソーシアム研究会を設立した。この研究会を前身として、2016年4月には一般社団法人MBTコンソーシアムが設立された。 2017年9月、MBTコンソーシアムは「私たちMBTコンソーシアム参加企業・団体は、お互いの信頼のもと力を合わせて、医学に基づいた、少子高齢社会のためのまちづくり、産業創生、地方創生を通じて社会に貢献します」というMBTコンソーシアム宣言を採択した。また、見守り支援部会、ビッグデータ活用部会、スマートコミュニティ部会、健康創造都市、MBT研究所産学連携部会、フリーディスカッション部会(後に、産学金連携・フリーディスカッション部会に名称変更)の6つの部会を設置した。 2019年2月1日時点で、104企業・団体が参加している。
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民間の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 05:12 UTC 版)
民科歴史部会の機関誌である『歴史評論』同年10月号では「国民的科学の創造のために」と題し、特集記事が組まれることとなる。「民衆の豊かな生活を求めて-民話の会の成果と課題」や「農民の生活感情にとけ込んで-民族芸術を創る会のしごと」、「川崎労働者のサークルから」といった報告が並んだ他、労働歌や浪曲など民衆文化関連の記事も掲載された。 国民的歴史学運動は多種多様な研究を生み出してゆくが、その中でも成功例として石母田が賞賛したのが、「石間をわるしぶき」(1952年)と岡山県美咲町にある月の輪古墳の発掘(1953年)であった。 「石間をわるしぶき」は、東京都立大学 (1949-2011)(現首都大学東京)歴史学研究会の学生達が夏期休暇を利用して秩父地方の農村に入り、聞き取り調査を通じて「村の歴史」を記述したパンフレットである。調査対象となったのは、自由民権運動末期の民衆蜂起として名高い、秩父事件の舞台となった山村である。なお、調査が行われた1952年夏は、共産党の指導下にあった全学連が、夏期休暇を使って全国的な農村運動(山村工作隊)を行うよう指示を受けていた時期でもあった。『石間をわるしぶき』の作成に係るものを含め、同時期に農山村での工作活動に参加した学生は5000名、30余隊に上ったと推定されている。 月の輪古墳の発掘については、地元住民と古代史学者が共同して発掘に取り組み、映画化もされた。知識人と民衆とが連帯して「国民の歴史」を創る実例として、国民的歴史学の代表例の1つとされることとなる。なお、同古墳は5世紀初めのものと推定される、直径約60m・高さ10mの大型円墳で、鏡や玉類の他、武具多数が副葬品として出土しており、1959年9月15日に岡山県指定史跡に指定されている。
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