民事再生法による再建へとは? わかりやすく解説

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民事再生法による再建へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 06:12 UTC 版)

東京ストアー」の記事における「民事再生法による再建へ」の解説

先述店舗売却策が不調となったため、2013年平成25年1月18日負債総額55億円を抱えて金沢地方裁判所民事再生法の適用申請して保全命令を受けることになった。 この民事再生法適用申請時点では、経営陣引き続き経営行いパート契約社員を含む従業員500人の雇用維持すると共に11店舗営業続け、「裁判所監督下で最もいい再建方法を探る」として自力再建スポンサー確保の両にらみで再建可能性を探るとしている。 しかし、事業再編過程バローへ好立地で好採算店舗売却してしまっているため「一部優良店だけならともかく、会社まるごと引き受けるのは難しい」とされ、民事再生法適用申請時点では再建支援申し出ているスポンサー企業はない状況となっていた。 その後2013年平成25年2月6日に、代表取締役社長箕田秀夫が責任取って同年2月20日付で辞任し新たな経営陣として同日付で同社生え抜き赤倉一郎新社長に就任し箕田啓子専務取締役に、岩城馨と山本武範が常務取締役就任することになったまた、11店舗中6店舗閉鎖して第三者譲渡して、5店舗縮小して営業継続する方針合せて発表された。 その方針に沿って片町店、野町店、金石店の3店は2月末に、内灘店と御経塚店は3月20日に、千代野店は3月末に閉店することになった。 これらの閉鎖店舗利用者サービス維持売上維持収益増加を図ることを目指して、宅配事業強化する方針打ち出している。 なお、閉鎖予定店舗譲渡については石川県内外企業数社から問い合わせがあり各店の譲渡先選定順次始めているものの、2月中旬時点では具体的な承継先や承継時期決まっていない状況となっている。 また、民事再生法適用後の2013年平成25年1月19日以降従来210毎に付与されていた買い物客向けのポイントカードふれあいカード」へのポイント付与停止し同日以降レシート押印して新たなポイント制度に移行する準備入った。 この移行伴ってその時点で残っていたポイント同年2月1〜11日ポイント当のお買い物券」に交換され発行済みポイント券や商品券2月11日まで利用可能とし、以降無効となることが発表された。 しかし、当初から一転ポイント制度は民事再生手続き開始以前内容のまま再開することが発表された。中止間中ポイント判子押されレシート提示すれば付与受けられるまた、閉鎖となる店舗利用していて今後他の東京ストアー店舗利用しない会員は、カード内のポイントお買い物券と交換することができる。

※この「民事再生法による再建へ」の解説は、「東京ストアー」の解説の一部です。
「民事再生法による再建へ」を含む「東京ストアー」の記事については、「東京ストアー」の概要を参照ください。

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