民事再生断念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/13 09:48 UTC 版)
上記の指名・営業停止に加え罰金が課せられた上に、買収し子会社化していたエコテック工業(橋梁補修を手掛ける)とコミヤマ創建(旧・創建。住宅販売を手掛け、エス・バイ・エルのFC店であった)の経営改善も思わしくない一方で、金融機関からの融資が滞り資金繰りが悪化したため、2007年5月に民事再生法の手続きを行なった。再建期間中は得意分野の橋梁を主体とする再建計画を建てたものの、新会社「株式会社コミヤマ」へ営業権を譲渡し、現社を清算する新旧分離方式による再建案が債権者の賛同を得られず、2008年4月に破産手続きを開始。これにより会社の解散は決定的となった。 なお、破産手続きを開始する2ヶ月前にライバルであった長田組土木が民事再生の適用を受けるなど山梨県の建設業界に衝撃を与えている。
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