民事再生法による経営再建
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「岡山国際ホテル」の記事における「民事再生法による経営再建」の解説
1990年代前半から集客力が低下し、ホテルの稼働率が約40%となっていた、2010年3月期には債務超過に陥り、苦しい経営状況が続いていたため、2010年8月23日に運営会社の岡山国際ホテルが岡山地方裁判所へ民事再生法の適用を申請した。2010年11月17日には、岡山県岡山市北区建部町で郊外型リゾートホテルを運営する「ホテルたけべの森」へホテルの事業を譲渡する再生計画案が発表され、その後、この再生計画案に対してが裁判所と債権者の同意が得られたことから、2010年12月28日に「ホテルたけべの森」への事業譲渡が実施された。譲渡と同時にホテルオークラと結んだ運営委託契約は解消され、ホテルの名称は岡山国際ホテルに戻された。また、運営会社としての旧・岡山国際ホテルは解散する。新しい運営会社となったホテルたけべの森は、「都市型リゾートホテル」の色合いを強くして岡山国際ホテルの経営再建を図っている。 晴れの国おかやま国体等のイベントの際に天皇をはじめとする皇族が宿泊されたり、阪神タイガースが倉敷マスカットスタジアムで秋季キャンプを行うときの宿泊ホテルとして岡山では有名。 ホテル屋上には、地元コミュニティFM局である岡山シティエフエム(Radio MOMO)の送信所があり、屋上の塔屋の上には送信用アンテナ(八木アンテナ)が設置されている。 ゴルフ練習場が隣接している。 2009年5月13日に、全国の政令指定都市の市長(または副市長)が集まり、大都市の諸問題について議論・意見交換するための「指定都市市長会議 in 岡山」が、このホテルで開催された。
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