歴史上の記述とは? わかりやすく解説

歴史上の記述

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 02:29 UTC 版)

セントエルモの火」の記事における「歴史上の記述」の解説

セントエルモの火の名は、船乗り守護聖人である聖エルモエラスムス)に由来する。彼はイタリアに向かう船に乗船中、嵐に見舞われ、船は転覆危険にさらされる聖人熱心に神に祈ると、嵐はおさまる。そして帆柱先端青い炎踊り出した、と伝えられいるからである。イタリア・ガエータの聖エラスモ大聖堂(it:Cattedrale dei Santi Erasmo e Marciano e di Santa Maria Assunta)でよく見られたためにこの名がついたというのは俗説である。 セントエルモの火は、カエサルの『アフリカ戦記』(De Bello Africo)、大プリニウスの『博物誌』(Naturalis Historia)、メルヴィルの『白鯨』、ダーウィンがヘンズローに送ったビーグル号での経験書いた書簡コールリッジの『老水夫行』(The Rime of the Ancient Mariner)、マゼランの世界周航随行したピガフェッタの航海記、カモエンスの叙事詩『ルシアダス』などにおいて言及されている。 大プリニウスによれば古典期ギリシアでは[要出典]、発光一つ場合ヘレナ」、二つ場合カストルとポルックス」と呼んだアルゴー船神話によると、同船乗り組んでいたカストルとポルックス頭上に光が灯ったところ嵐が静まったので、この双子航海守護神あがめられ船乗りの間ではセントエルモの火二つ出現すると嵐が収まると信じられたという。

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歴史上の記述

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:54 UTC 版)

スワンナプーム」の記事における「歴史上の記述」の解説

スヴァルナブーミは「黄金土地」を意味し古代文献ではそれを東南アジア各地さまざまな場所の1つ関連付けた。 スヴァルナブーミはまた、クラウディオス・プトレマイオス地理学』でガンジス川向こうインドにある黄金島や、ギリシア・ローマ地理学者航海者記録にある黄金半島 (Golden Chersonese) の源であるかもしれない。『エリュトゥラー海案内記』は、「クリューセー」(黄金土地)に言及して、「海に浮かぶ島であり、人が住む世界の東の果てで、昇る太陽の下にクリューセーがある。この国の向こうに中略ティナ呼ばれる非常に素晴らし内陸都市がある。」と記述している。ディオニュシオス・ペリエゲテス(英語版)は、「ちょうど太陽昇るところにあるクリューセー(金)島」に言及している。 カエサレアのプリスキアヌスはディオニュシオス・ペリエゲテスのラテン語訳において、「あなたの船が(中略昇る太陽がその暖かい光を取り戻す場所に連れて行くならば、肥沃な土地をもつ金の島を見るだろう。」と記している。アウィエニウス(英語版)は、「スキタイの海が夜明け生み出す」場所にある「Insula Aurea」(金島)に言及している。フラウィウス・ヨセフスは、「Aurea Chersonesus」について、『旧約聖書』のオフィル英語版)と同じ場所であり、そこからティルスイスラエルの船がエルサレム神殿のために金を持ち帰ったと言っている。都市ティナ」はプトレマイオスの『地理学』によって「大湾」(タイランド湾)の東岸にある国の首都であると説明されていた。

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