武田勝頼の東美濃侵攻と織田氏の反撃とは? わかりやすく解説

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武田勝頼の東美濃侵攻と織田氏の反撃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 04:35 UTC 版)

遠山氏」の記事における「武田勝頼の東美濃侵攻と織田氏の反撃」の解説

天正2年1574年2月武田勝頼東美濃侵攻し先ず高山城苗木城落とし、更に支城16箇所全て落とした天正2年1574年東美濃は、武田勝頼侵攻を受け、遠山十八支城呼ばれる苗木神野、武節、今見、阿寺馬籠大井中津川鶴居幸田瀬戸崎、振田、櫛原明知尽く落城した。この時、明照遠山氏安木遠山氏滅んだ天正2年1574年2月武田勝頼東濃侵攻木曾義昌の兵が阿寺城にも攻め寄せた遠山友忠父子三人は城を固守し木曾重臣三尾五郎右衛門三尾将監父子負傷させたが、次男遠山友重討死に阿寺城落城した。その後、友忠と三男遠山友政苗木城移り明照遠山氏途絶えた天正2年1574年)、武田勝頼家臣山県昌景侵攻明知城陥落し(明知城の戦い)、景行次男城主代行遠山友治も討死にした。友治も討死にして累代絶えたことから、家臣一同相談して遠山利景勘右衛門)が、飯高満昌寺住持から還俗して跡を継いだその後三河足助城主の鈴木重直の娘を妻とした。 天正3年(1575年)2月武田勝頼東美濃侵攻した際に、にあった欒峰城主遠山右馬安永菩提寺西善寺焼討され滅亡天正3年1575年)の長篠の戦い武田氏衰退し織田方の攻勢で利景は小里城落とし明知城明知遠山氏の下に戻った。(東濃の戦い) 天正3年1575年)、織田信忠岩村城落とし東濃諸城奪還する天正3年1575年)には、織田信長嫡男織田信忠岩村城攻撃させた。これに対して武田勝頼援軍向かおうとし、勝頼の動き聞いた信長11月14日に京から岐阜向かった上村合戦武田(秋山軍)との戦いで生き残った苗木遠山氏明知遠山氏串原遠山氏一族・郎党達は織田徳川方付いた。これより半年前から、中津川遠山左衛門、竹折に土岐三兵大川小里内作上村遠山與介が駐留して各方面から岩村城への補給路を断った。 そのため岩村城内は、飢餓態となり、この窮地脱するべく、岩村城立て籠もっていた武田方と遠山方は11月10日岩村城近く水晶山織田方の陣地夜討ちをかけるなどして信忠軍に対抗したが、河尻秀隆毛利秀頼浅野左近猿荻甚太郎等に反撃されて、武田方に付いていた遠山氏一族・郎党遠山五郎長・澤中左忠太光利・飯妻新五郎小杉勘兵衛らが討死大将21人に籠城兵3千人の内1千百人を失ったため武田方は戦意喪失した窮地陥った秋山虎繁は、塚本大膳使者立て信長降伏申し出織田方に受け入れられた。 しかし、自分叔母おつやの方を自らの妻にして岩村城乗っ取った秋山虎繁と、虎繁と結婚して武田方に寝返った叔母おつやの方憎悪していた信長は、11月21日城将秋山虎繁大島之助・座光寺為清が赦免の参礼に来たところを捕らえて岐阜連行しおつやの方岐阜城近く長良川河原逆さ磔極刑処した武田方に組して岩村城籠城していた遠山氏一族郎党は、馬木内・馬坂求馬・須淵傳左衛門久保原内匠・大船五六太が討死し、遠山二郎三郎遠山市之丞・遠山三郎四郎遠山斎・遠山右衛門遠山内膳遠山藤蔵らは城中の市丞丸に入り自刃残党全て焼き殺された。 この結果岩村遠山氏飯羽間遠山氏滅んだ

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