欽ドン!降板以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 16:37 UTC 版)
大学進学を機に、大阪をメインに芸能活動を再開し、1983年から1985年まで毎日放送(MBSテレビ)で放送された『突然ガバチョ!』で笑福亭鶴瓶とともに司会を務め、明石家さんまとの『MBSヤングタウン』(MBSラジオ)での共演など、関西でのメディア出演を行っていた。『ヤングタウン』では、リスナーからの公募によって「ふなむし」というニックネームが付いていた。 この芸能活動再開は、萩本欽一をはじめ東京での芸能活動時の所属事務所や関係者に対して、一切の相談も断りもない形での再開だったため、萩本らの逆鱗に触れ(事実上、萩本は「破門」の烙印を押した)、長江がヤングジャパングループに所属するまで、東京での芸能活動が制限されていた。「欽ドン」の同窓会番組などでも、主要レギュラーメンバーで、長江だけが呼ばれないことが続き『欽ドン』の最終回には呼ばれたものの、その後再び萩本とは疎遠になり、長江本人も欽ドンやイモ欽トリオ関係の話は全部断っていた。 しかし近年では、萩本欽一とも和解したと見られており(「破門」も解かれた)、「欽ちゃんファミリー」が集まる番組の多くに出演するようになり、2007年の『24時間テレビ』でのマラソン応援など、萩本との共演の機会も度々見られるようになった(2005年4月12日フジテレビ放送の「紅白ものまね」で亘哲平と工藤兄弟のユニットでイモ欽トリオの物まねをした際にも、他のメンバーと一緒に本人登場を果たした)。 ライブハウスを中心に音楽活動も行っており、2014年7月に神戸チキンジョージで50歳を記念したライブ『長江健次生誕50周年記念LIVE「健次の五十路」〜今回はバンドでやっちゃいます〜』を開催した際には、山口と西山がゲスト出演して『ハイスクールララバイ』を披露した。2015年1月24日には「イモ欽トリオ」名義のライブを行った。「イモ欽トリオ」名義で有料でライブを行ったのは初めてである(フリーライブやテレビ番組の企画のライブは数回ある)。 2016年8月8日にテレビ朝日系で放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間スペシャル』に出演し「お世話になった人に不義理を働いて絶縁状態にならないための授業」を展開した。萩本に不義理を働き約30年も絶縁状態になった件をはじめ、さんまや鶴瓶に対しても不義理を働いていた件、さらには5年ほど前から仕事がなくなり収入もゼロになり、アルバイト生活にまで転落したことなどを明かした。 2020年4月にYouTubeチャンネルを開設。 芸能生活40年を迎えた2021年には、松本隆の作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクトのコンサート『風街オデッセイ2021』にイモ欽トリオとして参加。また、2022年7月からはイモ欽トリオとして全国10都市を巡るライブツアーを同年7月17日から8月11日にかけて開催する。
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