権力夫妻の失脚と復権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 03:03 UTC 版)
「オーソリティー (プロレス)」の記事における「権力夫妻の失脚と復権」の解説
11月3日のRAWにて、ビンス会長が現れ、次のPPVサバイバーシリーズのチーム・シナ対チーム・オーソリティーの負けた方のチームに背負わせるリスクを発表、チーム・オーソリティーが敗北した場合は、トリプルHとステファニーが権力を失うという条件が賭けられることとなった。またオートンはHIACでのシナ戦の敗戦は、前哨戦の終わりにロリンズが自分に不可解な攻撃したダメージが残っていたからと主張してロリンズと衝突したあげく、ロリンズ対ドルフ・ジグラーのインターコンチネンタル戦に乱入、ロリンズを襲った末、組織総出の制裁行為を受け追放された。そして迎えたサバイバーシリーズでは、ビッグ・ショーの裏切りやトリプルHの介入などの乱戦の末、勝利を手にしかけるも突如スティングが現れチーム・シナに荷担。オーソリティーが敗れトリプルHとステファニーは権力を失うこととなった。 その後、トリプルHとステファニーの権力夫妻は表舞台から姿を消したが、ロリンズを中心にシナ達と抗争を継続。12月15日のRAWにて紆余曲折の末シナ対ロリンズのケージマッチが組まれ、その試合にブロック・レスナーとポール・ヘイマンが乱入、レスナーがシナをねじ伏せ圧倒的な力を見せつけた上でヘイマンがロリンズに共闘を持ちかけ、ロリンズはそれに応じて再びヘイマン達と共闘することとなった。さらに12月29日のRAWにて、ロリンズ達がゲストGMのクリスチャンとエッジを襲い、エッジ人質にした上でシナにトリプルHとステファニーの復職を要求、シナはこれに渋々応じてトリプルHとステファニーは権力を取り戻すこととなった。 2015年1月5日のRAWで権力夫妻はサバイバーシリーズのチームシナのメンバー(ドルフ・ジグラー、ライバック、エリック・ローワンに一方的に解雇を突きつける。シナは3人の復職を求め敵対、1月19日のRAWにてシナが負けた場合はロイヤルランブルでのWWE王座挑戦権を剥奪、組織が負けた場合はジグラー達の復職を認めるハンデ戦が組まれる(3人の復職を賭けたハンデ戦自体は2週連続)シナをロリンズ、ビッグ・ショー、ケインらの試合出場メンバーの他JJセキュリティーらも乱入しシナを完全に封じ込めたかに見えたが、会場に突如スティングが現れ組織のメンバーがスティングに気を取られているスキを付かれロリンズがシナに丸め込みでフォールを奪われ敗北となりジグラーらの復職が決まった。また、共闘関係にあるレスナーと特にセス・ロリンズの関係は権力夫妻の復権以降ギクシャクした物となり1月5日のRAWでロイヤルランブルのWWE王座戦にロリンズを加えたトリプルスレッド戦に変更。1月12日のRAWでの公開調印式ではロリンズはシナとレスナーに先制攻撃をすることで2人に引導を渡した。迎えた1月25日のロイヤルランブルでのWWE王座戦は中盤からロリンズとレスナーの一騎討ち状態となりJJセキュリティーの介入などでレスナーを追い詰めたがロリンズは敗北した。ロイヤルランブルのランブル戦ではケインとビッグ・ショーの2人で優勝争い残り4人まで勝ち残ったが、ショーが優勝を狙いケインを脱落させようとした所でロマン・レインズにより2人まとめてオーバーザトップロープにされ敗北となった。試合権利を失った後も2人はルセフを援護したがザ・ロックが登場し成敗された PPVファスト・レーンに向けては、RR優勝者のレインズに注文を付けた上ダニエル・ブライアンとレッスルマニア31でのレスナーへの挑戦権を争わせるよう仕向けた。ファスト・レーン当日は、ロリンズたちとジグラーたちのタッグ戦の終了後の乱闘時にオートンが電撃復帰しJJ・セキュリティーを攻撃した。一方でトリプルHはスティングとサバイバーシリーズ以来の直接対面となったがまたもスティングに打ちのめされる、そしてスティングは決着戦はWM31でと意識表示した。 レッスルマニアに向けてオートンを説得し組織に引き戻したかに見えたが、オートンはロリンズへのリベンジに狙いを定めていたためほどなく離脱オートンとロリンズの決着戦をWM31で行うこととなる。そしてレッスルマニア31当日、キックオフショーのアンドレ杯争奪バトルロイヤル戦はビッグ・ショーが優勝。ロリンズvsオートン戦はオートンが勝利したが、トリプルHvsスティング戦はトリプルHが勝利、メインイベントのWWE王座戦では、ロリンズがマネー権を行使し試合をトリプルスレット戦に変更させた上でレインズから3カウントを取りWWE王座を奪取、組織として最高の状態でレッスルマニアを終えた しかし、その後はロリンズの傲慢に不満を募せた他のメンバーが次々と組織から抜けていき、最後にはロリンズと夫妻のみとなる。10月のヘル・イン・ア・セルで、ケインとの抗争に勝利するも、11月5日のハウス・ショーでロリンズがひざを負傷。王座が空位とされるとともに、彼もまた組織を去った。
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