標準モデルの成立と成功
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/18 03:07 UTC 版)
「原子・亜原子物理学の年表」の記事における「標準モデルの成立と成功」の解説
1964年 マレー・ゲルマンとジョージ・ツワイクがクォーク/エースモデルを提案する 1964年 ピーター・ヒッグスが局所相対称性の破れを考える 1964年 ジョン・スチュワート・ベルが全ての局所的な隠れた変数理論はベルの不等式を満たす必要があることを示す 1964年 ヴァル・フィッチとジェイムズ・クローニンがK中間子の崩壊における弱い力によるCP破れを観測する 1967年 スティーヴン・ワインバーグがレプトンの 電弱モデルを発表する 1969年 ジョン・クラウザー、Michael Horne、Abner Shimony、Richard Holtがベルの不等式の偏光相関検定を提案する 1970年 シェルドン・グラショー、John Iliopoulos、ルチャーノ・マイアーニがチャームクォークを提案する 1971年 ヘーラルト・トホーフトがグラショー-サラム-ワインバーグ電弱モデルはくりこみ可能であることを示す 1972年 スチュアート・フリードマンとジョン・クラウザーrがベルの不等式の最初の偏光相関検定を実行する 1973年 デビッド・ポリツァーとフランク・ウィルチェックがクォークの漸近的自由性を提案する 1974年 バートン・リヒターとサミュエル・ティンが チャームクォークの存在を暗示するJ/ψ粒子を発見する 1974年 Robert J. BuenkerとSigrid D. Peyerimhoffが多参照配置間相互作用法を導入する 1975年 マーチン・パールがタウレプトンを発見する 1977年 Steve Herbがビューティー/ボトムクォークの存在を暗示するウプシロン共鳴を発見する 1982年 アラン・アスペ、J. Dalibard、G. Rogerが共謀偏光子通信を取り除く ベルの不等式の偏光相関検定を行う 1983年 カルロ・ルビア、シモン・ファンデルメールとCERN UA-1の共同研究によりWとZの中間ベクトルボソンが発見される 1989年 Z中間ベクトルボソン共鳴幅により3つのクォーク-レプトン世代が示される 1994年 The CERNのLEARでのクリスタルバレル実験によりグルーボール(異種中間子)の存在が正当化される 1995年 フェルミ研究所のテバトロンでのD0実験とCDF実験によりトップクォークが発見される 1998年 スーパーカミオカンデが少なくとも1つのニュートリノには質量があることを暗示するニュートリノ振動の証拠を観測する 1999年 アハメッド・ズウェイルが原子と分子のフェムト化学に関する研究でノーベル化学賞を受賞する 2001年 サドベリー・ニュートリノ天文台がニュートリノ振動の存在を確認する 2005年 ブルックヘブン国立研究所のRHIC加速器でクォーク(非常に低い粘度のクォークグルーオン液体、おそらくクォークグルーオンプラズマ)が作り出される 2008年 CERNの大型ハドロン衝突器でこの年に操業を始める予定となる。主な目的はまだ見つかっていないヒッグス粒子を探し出すことである 2012年 CERNが大型ハドロン衝突器での実験ののち、標準模型のヒッグス粒子と一致する特性を持つ新たな粒子の発見を発表する
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