検測装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 23:53 UTC 版)
新鋭の測定機器や表示装置などが搭載され、配置や区画室なども922形とは異なっている。 T3編成までの軌道検測車(付随車)は、3台車の相対変位を測定する方式であり車体長も17.5mと短かったが、T4編成以後は車体下部に設けられたレーザー基準線と台車の光式レールセンサーとの相対変位の検出による方式に改良され、他の車両と同じ2台車で車体長も25mと同じになっている。形式も他号車と同じく923形に含まれている。 また2台車方式の軌道検測への対応のため、台車や車体に走行中の振動や変形が伝わらないように取り付け方法が工夫されている。
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検測装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 00:07 UTC 版)
「新幹線E926形電車」の記事における「検測装置」の解説
検測技術の発達により、最新の計測装置が搭載され、925形が非対応であったDS-ATCやデジタル列車無線装置にも対応したものとなっている。また検査項目数が925形の59から88に拡大されたほか、検査データ処理の迅速化が図られている。 信号関係の検測は両先頭車で行い、それに関係する車上子が先頭部床下に設置されている。そのため、信号関係の検測を行う際には、検測データの精度向上のために前位(運転台寄り)台車の主電動機をカットし、4M2T相当での走行に切り替える。この時、主変換装置の特性が切り替わり、健全時と同等の加速度およびブレーキ負担割合の変更を行う機能も搭載されている。 925形の軌道検測車(付随車)は、3台車の相対変位を測定する方式であり車体長も他の車両と比べて短かったが、E926形は検測方法が変更され、他の車両と同じ2台車で車体長も20.5mと同じになっている。形式も他号車と同じくE926形に含まれている。 また検測機器用補助電源装置としてSC214が2号車に搭載されている。SC214は主変圧器3次巻線(AC400V、50/60Hz)を電源としてAC100V、50Hzを出力するほか、停電用バックアップ機構を備えており、セクションを想定した3秒バックアップと停電を想定した10秒バックアップの2回路においてそれぞれ40kVAの容量を有する。さらにバックアップ用蓄電池も2号車に搭載されている。
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検測装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 22:41 UTC 版)
「京王クヤ900形電車」の記事における「検測装置」の解説
測定精度の向上のため、電動貨車編成中に組み込んで営業列車と同じ速度で検測が行えるよう、各種機器が搭載されている。室内に検測機器用の電源装置、制御装置、計測用装置、高圧室が、二重床部分にはレーザー基準装置や動揺加速度計が搭載されている。台車に光式のレール測定装置が設置され、屋根上には検測用パンタグラフ、投光器、観測用カメラなどが設けられた。パンタグラフは京王で唯一の下枠交差形PT-9001が採用され、検測時のみ上昇させている。
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