検測装置搭載改造車(『RED EYE』)
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「JR九州811系電車」の記事における「検測装置搭載改造車(『RED EYE』)」の解説
2018年10月及び2019年3月に、1500番台相当の改造内容に加え、営業列車検測装置を搭載した編成が2編成登場している。該当編成は元PM105編成と元PM109編成で、『RED EYE』と名付けられ、車両先頭の811のロゴの横にRED EYEロゴが付加され、先頭のCTロゴが赤いものに変更されている。これらの編成は2020年4月1日から運用を開始した。 両編成共通で、先頭車前方に鉄道総合技術研究所が開発した線路周辺画像解析エンジンを採用してNECグループ(日本電気・日本電気通信システム・NECソリューションイノベータの3社)が開発した、線路の状態を自動判定する「列車巡視支援システム」を搭載。 PM105編成には上記に加え、サハ811形200番台のトイレスペースを機器室として活用し、日立製作所と日立ハイテクファインシステムズが開発協力し、国内初となる車上4Kカメラを設置した「電車線路モニタリング装置」を設置。なお、クハ810以外の3両に車椅子スペースが追加されている。 改造に伴い、営業列車検測装置を搭載した車両には+6000番の番号変更が行われ、リニューアル改造(+1500番)、車椅子スペース設置(+500番)と合わせて以下の車号変更が行われている。 PM109:クハ810-109 - サハ811-109 - モハ811-109 - クモハ810-109→ PM7609:クハ810-7609 - サハ811-1609 - モハ811-1609 - クモハ810-7609 PM105:クハ810-105 - サハ811-201 - モハ811-105 - クモハ810-105→ PM8105:クハ810-7605 - サハ811-8201 - モハ811-2105 - クモハ810-8105
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