東森家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 14:20 UTC 版)
東森 くりん(ひがしもり くりん) 幼い頃、かつて父・玄太郎が勤めていた「とある大企業」のロボット研究所に遊びに来ていたある日、研究所で起こった爆発事故により、データ消失を恐れたホストコンピュータから多数の人格データを体内に転送されるという“被害”を被る。それ以降、精神的ショックを受けるたびに別の人格が表れるという多重人格者となる。 なぜか小学生の頃は現れなかったというが、中学校入学式当日、可愛さあまりにイオに連れ出され精神的に緊張が高まったその瞬間、再び多重人格が現れてしまう。ただ、再び精神的ショックを受けると、元の人格に戻る。ちょっとしたショックでも他の人格が表出してしまうが、元に戻すにはイオがキスする以外の方法は無い。 元々は父が完璧な女性ロボット(アンドロイド)を開発しようと、サンプルとなる人格データを採取するため100人以上にも上る女性たちのデータを研究所のコンピュータに収めたものの、コンピュータがその全てのデータをくりんの体内に転送してしまったため、くりんに多重人格が生まれることに。しかも、別の人格が表れたときには、その元データの人格のみならず、身体能力・学習能力・知識などもその別人格のものが表れる。別人格が生まれたときの描写は、連載当初は「パキッ!」などであったが、ドラマに合わせて第45話から「クルクル くり~ん!」になっている。 背徳学園中等部1年2組→2年B組(作中中盤で進級)。なぜ1年では2組なのに2年ではB組なのかの説明はなされていない。 作者は当初、アリステア・マクリーンのもじり「有捨山くりん(ありすてやま くりん)」にしようと考えたが、担当からボツを食らったため、仕方なく「くりん」だけを残して再考していたところ、ふとクリント・イーストウッドから東森くりんを思いつく。 東森 玄太郎(ひがしもり げんたろう) くりんの父。額に★の痣がある。かつて「とある大企業」のロボット研究所で産業用ロボットの研究に従事していたが、それでは飽き足らず、完璧な女性ロボットを作ろうと日々研究していた。 後に転職し、くりんの通う背徳学園中等部で理科の教師をしており、くりん達のクラスの理科担任でもある。 自宅は「東森研究所」を兼ねていて、研究室がある。アキタ・ボーケン号(後述)はここで誕生した。 ロリコンの気があり、研究室内にロリコン写真集を隠し持っている。加えて、娘のレオタード姿に大量の涎を垂らしていた。 妻(くりんの母)は登場しないが、死別したのか離婚したのかは不明。現在は父娘の二人暮らし。 アキタ・ボーケン号 天才科学者の人格が現れた状態のくりんが開発した、人間型ロボット。くりんの脳内の人格データを移し替えるために作製したのだが、事故のため計画は頓挫。以後くりんの父の助手となる。 前作『るんるんカンパニー』に登場した教師・秋田冒険王(あきた ぼうけんおう)およびその双子の弟で精神科医・秋田まんが王(あきた まんがおう)と、外見・言動ともによく似ている。まんが王はクルクルくりんにも出演している。
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