東日本大震災支援活動
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2011年東日本大震災発生当初、免疫不全、肝機能障害で生死の間を彷徨う中、突然「ナオミさんの音楽で被災地を救って下さい」という見ず知らずの津波で家を流された被災者からのツイッターメッセージを受け取り、「自分の音楽で被災地を支援したい」と奮起。病いから復活し、夏木マリ、斎藤ノブ、屋敷豪太らに呼びかけ復興支援ソング『HOME』『MOTHER』を制作する。 『HOME』の歌詞は、最初にツイッターメッセージを送ってきた被災者に当時の思いを作文にしてもらい、共同で制作する。 同年6月、CD制作に賛同した夏木マリ、斎藤ノブそして親交のある小柳ゆきらをロンドンに招いて、復興支援ライブを開催。 2012年には、プロデューサーにAndy Wright (Jeff Beck、Simply Red、David Bowie などのプロデュース)を迎え、 復興支援ソング第2弾『OUR SONG』を発表。 この「OUR SONG」震災以降、東北応援コンサートとして参加している仙台「とっておきの音楽祭」のもうひとつのテーマソングとして知られる。 その後も、『音楽で生きる力を!』をテーマに、被災地に度々足を運び、東北50ヶ所以上の施設や仮設住宅を訪ね、イベントなどで慰問コンサートを開催して被災者を励ましている。 特に子供の支援にも力を注ぎ、東北の子供たちを支援する「子供の笑顔元気プロジェクト」に参加。イギリスから帰国の度に、笑顔バスに同伴して幼稚園などを訪問している。 現在も、収益(チケット・CD売り上げ)を、寄付として送っている。 2013年 岩手出身の歌手 あんべ光俊の「君がすき」を英語バージョンにした「It is with you」にプロデュース、兼ヴォーカルで参加。あんべ光俊の復興支援アルバム「とうほくLOVE」に収録される。 2015年 英日議員連盟主催で開催された英国会議事堂での東日本大震災メモリアルコンサートでは、初の日本人出演者、兼プロデューサーの役割を果たす。 2016年 イギリスの由緒あるコンサートホールで東北からの「ありがとう」とイギリスからの「がんばって」を繋ぐコンサートを主催。 このような、日英を繋ぐ支援イベントに関するニュースは共に日英で報道される。 熊本地震被災地サポートの為、2016年に復興支援全国ツアーを開催。各地でのツアーに参加した総勢3700名のオーディエンスの応援メッセージを収録したビデオを制作。 売り上げは寄付し、東北と熊本を繋ぐプロジェクトを遂行した。 訪問した福島の保育園での演奏会はNHKの取材を受け報道された。東北・被災地での活動は河北新報(河北新報参照)や福島民報(福島民報参照) などで1面に掲載される。東北の新聞でも度々取り上げられている。 2021年3月11日 東日本大震災10thメモリアルを配信で開催(ゲスト 夏木マリ、小柳ゆき、矢井田瞳、インコグニート・ブルーイ、猪狩大志& the voice of LOVE、human note、アサノタケフミ、黒瀬寛幸、黒瀬理知、佐々木恒芳、廣田丈自、海藤節生、Play for Kumamoto、ミュージカル劇団たまごファーム、未来へ繋ぐ合唱団。) https://youtu.be/T6T94sjlqWQ
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