東半球における環太平洋火山帯最南端の場所とは? わかりやすく解説

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東半球における環太平洋火山帯最南端の場所(自然遺産)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/16 04:04 UTC 版)

トンガリロ国立公園」の記事における「東半球における環太平洋火山帯最南端の場所(自然遺産)」の解説

トンガリロ国立公園は、東半球における環太平洋火山帯最南端に位置づけられる。トンガリロ国立公園起点北東方向181年大噴火起こしたタウポ湖1886年大噴火起こしたタラウェラ山ベイ・オブ・プレンティ沖合いホワイト島英語版)までの火山群総称した「タウポ火山帯」が伸びるトンガリロ国立公園内の3つの火山は、おおむね若い。トンガリロ国立公園内で最初に噴火したのは、トンガリロ山で約26万年前のことである。ナウルホエ山最初に噴火したのは、約2,500年前のことであると考えられており、伝統的にナウルホエ山噴火周期9年周期考えられている。もっとも、ナウルホエ山最後噴火は、1975年のことである。 トンガリロ国立公園最高峰であるルアペフ山最初噴火は、トンガリロ山とほぼ同じ25万年前と考えられている。ルアペフ山頂上にほぼ近いところに酸性火山湖存在する。この火山湖は、深さ100メートル直径600メートルある。水温変化にしたがって温度上がるにつれ、緑や青から灰色へと変化するルアペフ山噴火する際には、火山湖ラハール_(火山泥流)と化すラハール発生は、ルアペフ山噴火予知には欠くことができない1945年噴火活動形成され火山湖が、1953年クリスマス・イブ決壊しニュージーランドにおける最大鉄道事故であるタンギワイ鉄道事故英語版)の原因ともなったし、それ以後も、1995年から96年2007年にも噴火している。 1990年世界遺産自然遺産)に登録されるにあたり、ほかの火山との比較検討がされた。比較対象となったのは、スペインティマンファヤ国立公園英語版)、タンザニアキリマンジャロエクアドルサンガイ山(英語版)、アラスカ州カトマイ山及びハワイ州火山群である。その中においても、トンガリロ国立公園は、マオリ族との文化的紐帯が強いと言う点で、ほかの火山群には見られない特徴有していたと国際自然保護連合IUCN)は結論付けたトンガリロ国立公園世界遺産自然遺産)として、登録されたのは、以下の3点特徴有していた点にある。第1点が、火山活動が活発であり、「理想的な自然研究室」であったこと、第2点が、ルアペフ山火山湖頻繁な噴火によって形成される同時に氷河湖としての特徴をも有していたこと、第3点が186年タウポ湖噴火初めとして、1800年間の噴火の歴史の状態が良好であった点である。 1990年時点での適合基準以下の通りである。 自然遺産7、8

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