東南アジアおよびオセアニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 14:27 UTC 版)
「CVR(T)」の記事における「東南アジアおよびオセアニア」の解説
東南アジアおよびオセアニアではCVR(T)はブルネイ、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、ニュージーランドで採用されている。 ブルネイでは艦隊向けにCVR(T)を19両、内訳はスコーピオン16両、スルタン2両、サムソン1両である。 インドネシア陸軍はベルギー製コッカリル 90mm低圧砲を搭載したスコーピオンを90両とストーマーを保有している。このストーマーの派生型はAPC型、指揮通信型、救護型、回収型、架橋型、補給型を保有する。 タイではベトナム共和国が降伏し東南アジアの緊張が高まっていたとき、タイ王国陸軍がこれに対し軍備を拡張した。この拡大の一環でスコーピオン144両を1973年から1976年にかけて取得した。 フィリピン陸軍は40両のスコーピオンを軽装甲化師団に配備した。装輪車両と装軌車両を混合して導入していたが、スコーピオンが彼らの唯一の対装甲火力だった。 ニュージーランド陸軍は少数のスコーピオンを運用し最大でも小隊規模である。なお、新型の車両での代替が予定されている。
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