村の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:55 UTC 版)
加賀山楓(かがやま かえで) 声 - 佐藤利奈 旭丘分校の卒業生で、一穂の後輩。20歳。幼少時よりあだ名は「駄菓子屋」。このみと同じ高校卒で、学校内で会うこともあった。 「かがや」という駄菓子屋を経営しており、丸ポストや、カプセル自販機が置かれ、トンネルの目の前に位置している。 本業の駄菓子屋の他にもスキー用具・布団などのレンタル、通販の取り寄せなどを請け負っている(スキー用具は趣味で持っていた)。しかし、客のほとんどが旭丘分校の生徒であるということもあり、経営状況はあまり良好ではない様子。作中の5年前はおばあちゃんが経営していた。 れんげからは昔は名前で呼ばれていたが、夏海のせいで現在はあだ名で呼ばれている(ひかげからもこのあだ名で呼ばれる)。れんげたちへの呼称は基本的に呼び捨てであるが、蛍のみ「ちゃん」付けで呼んでいる。 ボーイッシュな性格で、普段から男言葉で話し、服装はヤンキー系のラフなものが多い。これらのことから、れんげには不良だと思われていた(本人は否定)。他人にはぶっきらぼうに接するが、面倒見がよく料理が上手い一面も持っており、れんげたちに豚汁やお好み焼きを振る舞ったこともある。 お金にはがめつい面があり、お駄賃や金儲けなどに釣られてしまうことが多く、蛍にまで親を当て込んで営業をかけるような発言をした際には一穂からも突っ込まれていた。 中学生の頃、駄賃欲しさにひかげからまだ赤ん坊だったれんげの世話を頼まれて以来、時折面倒を見ている。そのため、れんげのことを実の妹のように想っており、彼女が風邪を引いたことを知らされた際はすぐに店を閉め、バイクで見舞いに駆けつけたほどである。また、れんげが補助輪無しの自転車の練習をした際には、日が暮れるまで付き合っていた。れんげの髪を最初にツインテールに結んだのも楓である。また、宮内家で一穂と飲んで酔っぱらった際は、れんげが居間に入ってきたときに「教育に悪い」という理由から、すぐ素面の状態に切り替え、れんげが立ち去ると元に戻っていた。れんげが生まれた頃から姉の一穂は大学生活で一人暮らしをしていたことも相まって、れんげからも姉の一穂やひかげ以上に懐かれており、一穂からもれんげの面倒をよく見てくれることに感謝されている。 一方、夏海には厳しく、彼女が余計なことをすると制裁を加えることがお約束となっている。 小学5年生時の回想では黒髪であり、中学3年生時の回想では金髪となっている。どちらが地毛なのか不明。 富士宮このみ(ふじみや このみ) 声 - 新谷良子 旭丘分校の卒業生で、地元の高校に通う高校3年生。れんげからは「このみ姉」、雪子からは「このちゃん」と呼ばれる。 越谷家の隣に住んでおり、たびたび越谷家に遊びに来ることがある。越谷家の事情をよく知っており、よく小鞠や夏海の面倒を見ている。自らの提案で、夏海を女の子らしい姿に変えたこともある。 流行には疎いとは言うものの、小鞠よりははるかに知識が豊富であり、東京育ちの蛍との会話も難なくこなす程度の知識は有している。 たまたま街に行った帰りの電車内で一条一家と乗り合わせ、蛍が家庭内で見せる甘えん坊の姿を知る数少ない人物。ほかにもペチと戯れはしゃいでいる蛍の姿も知っており、いずれの時も困惑していた。 明るく気さくな性格だが、強引で押しが強いところもあり、感心したり思ったことを容赦なく直球に表現する。学校では、吹奏楽部に所属しており、担当はフルート。 テレビアニメ公式サイトには第2期までプロフィール未掲載であり、劇場版でようやく追加された。 しおり 声 - 久野美咲 町の駐在さん(声 - 間島淳司)の所の女の子。 れんげよりも年下で、れんげを「お姉ちゃん」と慕っている。 れんげの独特の感性と同調でき、夏海から「強いれんげイズムを感じている」と思われている。 一人っ子だったが、母親(声 - 佐藤聡美)が妹を出産し、かすみと命名された。またその年に旭丘分校に新1年生として入学し、れんげの後輩となった。 初登場は、原作では単行本第12巻第87話、アニメでは第3期第4話。
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