曹操配下としてとは? わかりやすく解説

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曹操配下として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 17:07 UTC 版)

張遼」の記事における「曹操配下として」の解説

建安5年200年)に袁紹曹操決戦した官渡の戦いでは、その前哨戦である白馬の戦いにおいて、劉備からの降将である関羽と共に先鋒務め顔良の軍を破った曹操関羽去ろうとしているのを察して張遼にそれを問わせ、関羽正直に本心吐露した。張遼関羽兄弟呼び、敵ながら親交があった(「関羽伝」)。張遼戦功により裨将軍昇進した曹操袁紹を破ると、別働隊指揮し魯国鎮定した。その後反乱起こした東海昌豨夏侯淵と共に長期間包囲し昌豨の心をよく推察し夏侯淵同意得て説得の任にあたり降伏させた。昌豨降伏した時、単身三公山に上り昌豨家族挨拶したが、大将やることではないと後日曹操から叱責受けている。 建安7年202年9月黎陽での袁譚袁尚との戦い従軍し、行中堅将軍昇進した建安8年203年)、3月黎陽から逃走した兄弟4月に鄴城に追い詰めた後、5月曹操許都帰還したが、張遼楽進と共に陰安落とし住民河南移した建安9年204年正月、鄴城包囲の軍に従軍し8月に鄴城は陥落した。鄴城陥落後は別軍指揮して趙国常山郡制圧するなど功績挙げ黒山賊の孫軽らを降伏させた。 建安10年205年正月南皮袁譚攻略にも参加した袁譚敗れると別働隊指揮して海岸地帯攻略し遼東の賊の柳毅破った何夔と共に牟平の賊の従銭を破った(「何夔伝」)。 建安11年206年)、鄴に帰還すると曹操張遼を自ら出迎え手を引いて車に乗せて歓待した。曹操朝廷楽進于禁張遼栄誉称えてこれを上奏し(「楽進伝」)、張遼は盪寇将軍任命された。別軍指揮して荊州攻略し江夏諸県平定臨潁駐屯し都亭侯に封じられた。 建安12年207年)、曹操柳城遠征従軍し蹋頓烏桓遭遇すると、張遼曹操交戦勧め大きく気勢を奮せた。張遼曹操から指揮の旗を授けられ張郃と共に先鋒となり(「張郃伝」)、かくして烏桓大破した白狼山の戦い)。 荊州劉表からの攻撃備え張遼長社派遣された。于禁潁陰に、楽進陽翟派遣されており、三人いがみ合うことがあったが、参軍趙儼おかげで統制された(「趙儼伝」)。軍中反乱計画する者があり、一時軍中動揺したが、張遼親衛隊数名威厳示し軍の動揺鎮めた上、反乱首謀者をつき止め誅殺した。 建安13年208年)、曹操荊州征伐する際、于禁張遼張郃朱霊李典路招馮楷の7将軍は、章陵太守都督護軍となった趙儼統括された(「趙儼伝」)。赤壁の戦い張遼は呉の水軍撃沈された。 建安14年209年)、陳蘭梅成氐族6県手を組み反乱を起こすと、于禁臧覇と共に討伐に赴き、張遼張郃牛蓋率い陳蘭攻略担当した于禁らが攻略担当した梅成早々に降伏したが、その後再び反乱起こし陳蘭合流するため灊山に入った。灊山も陳蘭篭る天柱山も要害で、険しい道しか存在しない難所であったが、張遼は山の下に陣営を置き、部下反対押し切って陳蘭梅成攻撃し2人の首を斬り、その軍勢降伏させた。于禁張遼兵糧送り臧覇援軍韓当撃退したので、張遼はこの戦い専念できたという(「于禁伝」「臧覇伝」)。曹操諸将功績調べ張遼功績を特に称え領地倍増し、仮節した当時張遼于禁楽進張郃徐晃と共に名将謳われており、曹操征伐に出る度に五人交代で、進攻のときは先鋒となり、撤退のときは殿軍となっていた(「于禁伝」)。

※この「曹操配下として」の解説は、「張遼」の解説の一部です。
「曹操配下として」を含む「張遼」の記事については、「張遼」の概要を参照ください。

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