茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)旧点心席
名称: | 茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)旧点心席 |
ふりがな: | もあん(きゅうたにがわしげじろうちゃえん)きゅうてんしんせき |
登録番号: | 26 - 0171 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建、銅板葺、建築面積64㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正末期~昭和初期 |
代表都道府県: | 京都府 |
所在地: | 京都府京都市左京区吉田神楽岡町7-2他 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 数寄者谷川茂庵が営んだ吉田山荘の独立して建つ食堂で,2階建,寄棟造,銅板葺で基壇上に建つ。軸部,小屋組等全体に丸太で構成され,東側面1階は壁面を後退させ懸造のようにみせる。棟両端に鳥形の鬼瓦をのせるなど,趣味性の強い,かつ優れた意匠の建物。 |
茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)田舎席
名称: | 茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)田舎席 |
ふりがな: | もあん(きゅうたにがわしげじろうちゃえん)いなかせき |
登録番号: | 26 - 0172 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造平屋建、銅板葺、建築面積47㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正末期~昭和初期 |
代表都道府県: | 京都府 |
所在地: | 京都府京都市左京区吉田神楽岡町7-2他 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 6畳の茶席を中心に,4畳半の前室,水屋,台所,風呂場等からなる。茶席は躙口を構え東面北端の壁に織部板を付し壁床を設け,東端半間を垂れ壁で区切り,北半間を網代天井,南1間を化粧屋根裏とする。東に如意ヶ岳を望む開放的な構えで随所に創意が窺える。 |
茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)静閑亭
名称: | 茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)静閑亭 |
ふりがな: | もあん(きゅうたにがわしげじろうちゃえん)せいかんてい |
登録番号: | 26 - 0173 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造地上1階一部地下1階建、銅板葺、建築面積30㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正末期~昭和初期 |
代表都道府県: | 京都府 |
所在地: | 京都府京都市左京区吉田神楽岡町7-2他 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 主室の他水屋,玄関,便所を付し,斜面に建ち東側は懸造になる。主室は曲木を巧みに組み合わせた梁組をみせ,西面に大床と脇に火灯形に刳った平書院風の窓を開ける。当初は床を張らない立礼の席で,装飾タイル張りの地下室を備えるなど,独創的な構成になる。 |
茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)待合
名称: | 茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)待合 |
ふりがな: | もあん(きゅうたにがわしげじろうちゃえん)まちあい |
登録番号: | 26 - 0174 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造平屋建、銅板葺、建築面積9㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正末期~昭和初期 |
代表都道府県: | 京都府 |
所在地: | 京都府京都市左京区吉田神楽岡町7-2他 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 山頂付近にあった本席に付属する供待。内部は南西に1畳半大の腰掛を設け,床はモルタル塗で四半敷状の目地を切り,曲木による変化に富んだ梁組をみせる。小規模で簡素ながら,軒の深い緩勾配の寄棟屋根による外観や丸太を多用した造作など,雅趣に富む建築。 |
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