日本橋本石町とは? わかりやすく解説

日本橋本石町

読み方:ニホンバシホンゴクチョウ(nihonbashihongokuchou)

所在 東京都中央区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒103-0021  東京都中央区日本橋本石町

日本橋本石町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/05 01:46 UTC 版)

日本 > 東京都 > 中央区 > 日本橋本石町
日本橋本石町
町丁
日本銀行本店 本館
北緯35度41分13秒 東経139度46分16秒 / 北緯35.687014度 東経139.771083度 / 35.687014; 139.771083
日本
都道府県  東京
特別区 中央区
地域 日本橋地域
人口情報2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口 85 人
 世帯数 49 世帯
面積[2]
  0.114782708 km²
人口密度 740.53 人/km²
郵便番号 103-0021[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 品川
ウィキポータル 日本の町・字
ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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日本橋本石町(にほんばしほんごくちょう)は、東京都中央区地名で、旧日本橋区に当たる日本橋地域内である。現行行政地名は日本橋本石町一丁目から日本橋本石町四丁目。住居表示実施済区域。

概要

東京駅日本橋口(北東部)に位置しており、日本橋川首都高速道路)を挟んで千代田区大手町と隣接している。江戸時代には金座が置かれており、現在は金座跡地に日本銀行本店が所在する。古今を通じて日本金融を代表する町として知られている。日本橋川のある南から順に、一丁目から四丁目が並ぶ。

地理

日本橋地域の最西端に位置し、千代田区内神田大手町鍛冶町)との区境に当たる。

河川

歴史

この地はもと石町(こくちょう)と呼ばれていたが、寛文年間に神田に新石町(しんこくちょう:現在の内神田三丁目付近)が出来たので本石町と呼ばれるようになった。石町という町名は、古くは米穀商が多く集まっていたことから穀類を数える単位のに由来するとされる。一丁目から四丁目まであった(ただし町域は現在とは異なる)。

江戸時代には三丁目に市中に時を告げる時の鐘が置かれ、またその近くにあった長崎屋は長崎から将軍謁見のために来るオランダ商館カピタンの定宿とされた[5]。二丁目と三丁目の間近くにあった十軒店には、毎年桃の節句端午の節句になると人形の市が立ち、年の暮れには同所で破魔矢羽子板を売るなどして大層賑わったという。

1932年昭和7年)、関東大震災後の区画整理により本石町は従来からの町域を変更することになり、この時周辺にあった金吹町、北鞘町、本革屋町、本銀町、本町、本両替町などの町域全部または一部を合併し、現在の本石町一〜四丁目となっている。なお十軒店は現日本橋室町三丁目の一部に当たる。

世帯数と人口

2023年(令和5年)1月1日現在(中央区発表)の世帯数と人口は以下の通りである。なお、一丁目と二丁目は人口が0人の為、三丁目はごくわずかなため、全て四丁目と合算されている[1]

丁目 世帯数 人口
日本橋本石町一丁目〜四丁目 49世帯 85人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[6]
116
2000年(平成12年)[7]
106
2005年(平成17年)[8]
83
2010年(平成22年)[9]
108
2015年(平成27年)[10]
96
2020年(令和2年)[11]
101

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[6]
43
2000年(平成12年)[7]
51
2005年(平成17年)[8]
41
2010年(平成22年)[9]
58
2015年(平成27年)[10]
46
2020年(令和2年)[11]
55

学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2025年4月現在)[12]

事業所

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[13]

丁目 事業所数 従業員数
日本橋本石町一丁目 27事業所 1,553人
日本橋本石町二丁目 39事業所 2,704人
日本橋本石町三丁目 119事業所 2,108人
日本橋本石町四丁目 142事業所 2,432人
327事業所 8,797人

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[14]
301
2021年(令和3年)[13]
327

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[14]
8,630
2021年(令和3年)[13]
8,797

地域

教育
機関

観光

名所史跡

交通

鉄道
バス
道路
首都高速道路出入口

画像一覧

その他

日本郵便

管轄等

参考文献

  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編 『角川日本地名大辞典13 東京都』 角川書店、1978年
  • 『日本歴史地名大系13 東京都の地名』 平凡社、2002年

脚注

  1. ^ a b 中央区の人口データ(町丁目別世帯数男女別人口)” (XLSX). 中央区 (2023年1月1日). 2025年3月31日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2025年3月30日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 日本橋本石町の郵便番号”. 日本郵便. 2025年3月9日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 金山正好,金山るみ『中央区史跡散歩』学生社、1993年、15頁。 
  6. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  12. ^ 小中学校通学区域情報” (CSV). 中央区. 2025年3月31日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  13. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  14. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  15. ^ 郵便番号簿 2024年度版” (PDF). 日本郵便. 2025年3月9日閲覧。

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