日本の男女ゲイ・アイコン、LGBTアイコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:45 UTC 版)
「ゲイ・アイコン」の記事における「日本の男女ゲイ・アイコン、LGBTアイコン」の解説
ゲイの間で多くの女性、男性、ゲイの俳優、歌手が人気を獲得してきた。1960年代から70年代に人気があったのは、高倉健、三島由紀夫、赤木圭一郎、カルーセル麻紀、美輪明宏らだった。70年代には山口百恵、ピンクレディーも人気者になった。1980年代には早見優、柏原芳恵などは概ねゲイシーンでも好評であった。80年代後半におニャン子クラブが登場して人気を獲得した。1990年代は華原朋美、安室奈美恵、MAX、SPEED、浜崎あゆみ、モーニング娘。が人気だった。上原多香子、浜崎あゆみは特に人気があった。レズビアンに人気があった女優は中谷美紀、榎本加奈子、ゲイシーンではMAXやSPEEDの振り付けを真似るのが流行った。2000年代に入ると、dreamが新宿二丁目で短期間盛り上がり、モーニング娘。や松浦亜弥を含むハロー!プロジェクトが人気になり、2000年代後半にはAKB48やPerfumeへと人気が分散した。2010年代はKARAや少女時代といったK-POPスターが登場した。そして、AKB48以外のAKB48グループが注目を集め、ももいろクローバーZやきゃりーぱみゅぱみゅも人気を獲得している。また、この時期にモーニング娘。の人気が再燃した。ゲイアイコンとなるアイドルは女性が多く、振り付けがありファンが一緒に踊れるような歌手が支持を受けやすい傾向にある。 ニュー・ミュージック、J-POP系では、松任谷由実と中島みゆきが知られている。彼女ら以降のミュージシャンではレベッカ、DREAMS COME TRUE、槇原敬之、宇多田ヒカル、MISIA、Crystal Kay、加藤ミリヤなどがいた。 ゲイ・アイコンとされる著名人の一部は、ゲイから熱い支持を受けていることを理解している。例えば、松任谷由実や宇多田ヒカルは同性愛をテーマにした楽曲を発表している。松田聖子などはゲイイベントに出演し、MISIAはゲイイベントに出演するだけでなく、ドラァグクイーンを伴って全国ライブツアーを行ったことでも絶大な支持を得た。Perfumeはaikoからの影響でライブのMCで、「男子〜、女子〜、そうでない人!」とゲイの観客も意識した呼びかけを行うのが恒例になっている。
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