日光寺住居跡とは? わかりやすく解説

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日光寺住居跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/23 07:23 UTC 版)

日光寺
住居跡
位置図

日光寺住居跡(にっこうじじゅうきょあと)は、広島県三次市十日市南にある古墳時代後期(6世紀)に位置付けられる竪穴建物遺構である。3軒が発掘調査され、1957年(昭和32年)9月30日に広島県の史跡に指定された[1]

概要

若宮公園南東約300メートルの天台宗日光寺の境内で、成光池を囲む丘陵上に位置する。また、国の史跡・花園遺跡とは約100メートルの距離にある[1]

地面を深さ30センチメートル、一辺4-5メートルの方形に掘り下げ、柱を立てて屋根を葺いた竪穴建物群で、中央には炉、北側の壁には、石の組み合わせで築造されている。床面からの出土品として、・坏などの土師器がある[1]

一帯は日光寺公園として整備されている。若宮公園、尾関山公園とともにの名所で、躑躅や、紅葉の名所でもある。園内には、室町時代後期と推定される12基の経塚もある[2]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 教育委員会事務局. “広島県の文化財-日光寺住居跡”. 広島県. 2022年10月19日閲覧。
  2. ^ 人文社 1998年 p.111

参考文献

  • 観光と旅編集『郷土資料事典34 広島県』人文社 p.111、1998年

座標: 北緯34度47分49.0秒 東経132度51分40.7秒 / 北緯34.796944度 東経132.861306度 / 34.796944; 132.861306




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