文化遺産の候補
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:20 UTC 版)
画像日本語名(リスト記載名・英語)記載年月備考 古都鎌倉の神社・寺院ほか 1992年10月 「武家の古都・鎌倉」として2012年に推薦されたが、翌年、第37回世界遺産委員会での審議前に「不登録」勧告が出されたため推薦を取り下げた。勧告内容を是正するためのコンセプト修正には相当な時間を要するため、2019年(令和元年)11月に神奈川県と鎌倉市・横浜市・逗子市が文化庁に提出する推薦書(原案)の作成活動を同年度限りで休止すると発表した。規模は縮小するが基礎研究と文化財調査および整備事業は継続され、世界遺産登録は諦めない方針も明らかにされた。 Temples, Shrines and other structures of Ancient Kamakura 彦根城 1992年10月 姫路城や法隆寺とともに日本で最初の暫定リスト掲載物件となって以来、四半世紀以上を経て、2020年3月30日に初めて推薦書原案を文化庁に提出したが、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で候補地の選定が行われないことになり、2021年3月30日に2024年審査候補として改めて推薦書原案を提出した。 Hikone-Jo(castle) 飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群 2007年1月 2022年の登録審査を目指し2020年3月30日に初めて推薦書原案を文化庁に提出したが、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で候補地の選定が行われないことになり、2021年3月30日に2024年審査候補として改めて推薦書原案を提出した。 Asuka-Fujiwara: Archaeological sites of Japan’s Ancient Capitals and Related Properties 金を中心とする佐渡鉱山の遺産群 2010年11月 2016年から毎年推薦書原案を文化庁へ提出しており、2021年3月30日に2023年審査候補として「佐渡島(さど)の金山」に名称変更し推薦書原案を提出したものが、12月28日に文化審議会(世界文化遺産部会)によって候補として選定するよう答申され、2022年2月1日に推薦書をユネスコ世界遺産センターへ提出した。 The Sado complex of heritage mines, primarily gold mines 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―(拡張) 2012年9月 2008年の「登録延期」決議で除外された柳之御所遺跡・達谷窟・白鳥舘遺跡・長者ヶ原廃寺跡・骨寺村荘園遺跡(一関本寺の農村景観)の拡大登録を目指している。 Hiraizumi - Temples, Gardens and Archaeological Sites Representing the Buddhist Pure Land (extension)
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