搗栗家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 08:10 UTC 版)
搗栗富士夫(お兄ちゃん) プロのフィギュア造形師(モデラー)。学生時代はPN「カッツェ」で活動しており、今もその名残で呼ばれることもある(※搗栗→かち→カッツェ)。当時の家計を理由に大学進学を諦め、モデラーとして収入と評価を得ている、業界の有名人。 妹達よりも日本人寄りの容姿をしている。気まぐれで予測不可能な妹達によくなつかれている好青年。妹達から造形のアイデアを得ることもある。 9話の時点で22歳であるが、伸ばし放題の無精ヒゲから、実年齢よりもかなり年上のおじさんに見られることが多い。事情を知らない人には「ヒゲのニートっぽいやつ」と警戒して見られることがある反面、妹の文化祭に行ったときはイケメンと大きな話題となった。 これまで造形と家族のことばかりで恋愛とは無縁であったが、桐生梗子に出会ったことで惹かれるようになる、妹達や母に煽られているという側面が大きいものの、自身もまんざらでもなく、次第に真剣に考えるようになる。 20話にてファーストキスをすみれと事故体験する。すぐ後にあんずからもキスされ、二人からは「ヒゲ刺さった」という感想を返された。 搗栗あんず 金髪。誕生日は6月19日。すみれを「すみれちゃん」と呼ぶ。私立苧環中学校1年3組→2年5組。 活発な楽天家で、どこに行っても誰とでも気軽に仲良くなれる。放送委員会に所属し、将来は芸能界にも興味がある。21話にて読モデビューしテレビにも出るようになる。文化祭の演劇『若草物語』では四女エイミーを演じた。 最終話まで一貫して「お兄ちゃん一筋」というスタンス。恋愛は「よくわかんない」と言い、21話にて敷島に告白されるも「ありがとう」と回答して振るのみ。お兄ちゃんが好きだけど、梗子ならばよいという。 搗栗すみれ 青眼。誕生日は6月19日。あんずを「あんず」と呼ぶ。私立苧環中学校1年2組→2年3組。 家族の前であんずと揃っていると騒がしいが、単身では人見知りのぼっち気質。動物に詳しく、将来の夢は獣医になること。2年時は保健委員を務める。 2年のクラス替え後に文愛から注目されたことで友人となり、連動して真美ともうちとける。また自分が博を好きと自覚したことで、32話にて有美と同時に博に告白する。文化祭の演劇『若草物語』では三女ベスを演じた。 次第にあんずなしでも行動ができるようになり、また兄離れしていく。46話のバレンタインでは、博へのチョコレートを優先するあまり、富士夫へのチョコレートを用意することを失念していた。 搗栗桜(ママ) 富士夫、あんず、すみれの母。西洋雑貨cottingley店主。左目に泣きぼくろがある。 富士夫は19歳のときの子である。イギリスに住んでいたことがあるが、英語は話せない。 搗栗路夫(パパ) ヘイミッシュ=コティングリ。帰化して日本人となっている。英日のバイリンガルで仏教徒。 イギリスで仕事をしており、搗栗邸にはずっと不在状態。数年内には落ち着いて、きちんと帰国する予定にある。 終始顔が映らないように描写されている。8話にて一時帰宅するも、姉妹の寝顔を見ただけでそのまま帰った。
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