戦争記念館_(韓国)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 戦争記念館_(韓国)の意味・解説 

戦争記念館 (韓国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/06 14:01 UTC 版)

戦争記念館
各種表記
ハングル 전쟁기념관
漢字 戰爭記念館
発音 チョンジェンキニョムグァン
英語表記: War Memorial of Korea
テンプレートを表示

戦争記念館(せんそうきねんかん)は、大韓民国ソウル特別市龍山区にある軍事博物館。先史から現代に至るまでの朝鮮半島における戦争と軍事に関する展示がなされており、その中でも朝鮮戦争が展示の中心である。

沿革

戦争記念館は、1988年に移転した陸軍本部の跡地に建てられている。運営は非営利特殊法人・戦争記念事業会(1989年設立)がおこなっている。

  • 1990年9月28日 - 戦争記念館起工。
  • 1994年6月10日 - 戦争記念館開館。

歴代館長

主に中将、少将クラスの予備役将官が担う。戦争記念事業会長も兼任するケースが多い。

  1. 李秉衡(元陸軍中将、第5軍団長、第2軍司令官) - 1994~1996
  2. 李在田(元陸軍中将、第6軍団長、大統領警護室次長) - 1996~1999
  3. 洪恩杓 - 1999~2001.4
  4. 朴益淳(元陸軍中将、国防部特命検閲団長、報勲福祉公団社長緊急企画委員長) - 2001.5.8[1]~2004
  5. 金石元(元陸軍中将、第5軍団長、軍需司令官) - 2004.5.10[2]~2007
  6. 権永孝(元陸軍中将、32代国防部次官) - 2007[3]~2009
  7. 朴章圭(元陸軍少将、三士官学校校長)[4] - 2009~2011
  8. 宣映済(元陸軍中将、第9軍団長、陸軍参謀次長) - 2011.7.18[5]~2014.7
  9. 李永桂(元陸軍中将、陸軍訓練司令部司令官) - 2014.7~現職

展示

屋外展示

屋外展示(無料)と室内展示からなる。

室内展示は以下の6部門からなる。

  • 護国追慕室 - 戦死者の追悼空間。
  • 戦争歴史室 - 先史時代以来、独立軍光復軍までの歴史。
  • 韓国戦争室 - 韓国軍・国連軍の活動、戦下の人々の生活。
  • 海外派兵室 - ベトナム戦争、PKO活動など。
  • 国軍発展室 - 建軍後現在に至る韓国軍の活動に関する展示。
  • 大型装備室 - 朝鮮戦争時の大型兵器の展示、武器・装備品の展示。

朝鮮戦争時に鹵獲された北朝鮮軍・中国軍の兵器や、韓国軍・国連軍が使用した兵器が屋外に(一部は屋内の大型装備室に)展示されている。

施設

敷地内には銅像や石碑などの軍事的モニュメントがある。また、食堂や平和ホール(戦友会館)もあり、平和ホールには結婚式場も設けられている。

関連項目

交通

脚注

外部リンク

座標: 北緯37度32分11秒 東経126度58分38秒 / 北緯37.5365度 東経126.9771度 / 37.5365; 126.9771


「戦争記念館 (韓国)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「戦争記念館_(韓国)」の関連用語

戦争記念館_(韓国)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



戦争記念館_(韓国)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの戦争記念館 (韓国) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS