山の神関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:38 UTC 版)
「地獄先生ぬ〜べ〜の登場人物」の記事における「山の神関連」の解説
一本ダタラ(いっぽんダタラ) / 山颪(やまおろし) 声 - 青野武 ぬ〜べ〜とゆきめの愛を引き裂くべく、山の神に送り込まれた第一の刺客。一本足の肉体を持つ雪の妖怪。 ゆきめに「人間になるための条件」と嘘を吹き込んで人を殺させ、冷酷な雪女の魂を呼び覚まさせようと目論んだ。その条件を果たせなかったゆきめを妖怪失格とみなして死の寸前まで妖気を吸い枯らし、追ってきたぬ〜べ〜を氷の洞穴に誘い込んで追い詰めるが、最後の力を振り絞ったゆきめの一撃に怯んだ隙に鬼の手で抹消された。 アニメでは山颪に変更されている。 小玉鼠(こだまねずみ) 生まれ変わったのち童守町に戻ったゆきめの荷物に監視役として紛れ込んでいた第二の刺客。三匹一組のひとつ目のねずみの妖怪。 山の掟を人間に知らしめることを役目としており、風船のように膨らみ爆発する瞬間に強大な妖力を放出する。 ゆきめやぬ〜べ〜のみならず、ぬ〜べ〜クラスの児童たちまで皆殺しにしようと大爆発を起こすが、みんなを護ろうとするぬ〜べ〜の強い意志が宿った百衣霊壁呪により完璧に防御された。 つらら 声 - 喜多丘千陽(CR版アニメーション) 山の神によって送り込まれた第三の刺客。一人称は「私」。ゆきめの幼なじみで、氷を操る能力を持つ氷の妖怪つらら女。 幼少時は散々にゆきめのことをいたぶったいじめっ子だったが、心の底ではゆきめのことを実の妹のように心配しており、ゆきめを連れ戻そうと童守町に現れる。妖怪としての暮らしをゆきめから奪いさらには一度死に追いやったぬ〜べ〜を憎み抹殺すべく立ちはだかるもゆきめの横槍で敗北し、彼女の気持ちを知ったぬ〜べ〜に情けをかけられて去って行った。その後、ゆきめとも和解したらしく、二人の結婚式に出席している。 氷を自在に操り、見るもの全てを氷の彫刻でコピーする能力を持つ。その力は極めて高度で、バイクや拳銃などの複雑な機械の機能なども寸分違わぬ形で再現できるほど。 オオミズツ ゆきめの故郷の雪山一帯を治める山の神。自然の掟を守るための存在だけに人間に対する理解力は全くの皆無。ゆきめが山の掟を破って人間との恋に身を委ねていたことに怒り、次々と使者を送り込んで抹殺を図った末、遂に山のふもとに住む人間たちに祟りを及ぼし始める。その後、事情を知って許しを得ようと訪れたぬ〜べ〜とゆきめを殺そうとするが、自らの命と引き換えにした無限界時空の人柱の術によって封印され眠りについた。 岩天狗(いわてんぐ) 封印された山の神の意志を受けてぬ〜べ〜の抹殺に現れた最後の刺客にして最強の実力者。一人称は「俺」。全身が岩で出来た天狗であり、手の葉団扇によって様々な種類の風を引き起こす能力を持つ。 不安の風をぬ〜べ〜に煽らせ続けることで、ぬ〜べ〜にゆきめとの結婚を躊躇させ、さらには電車が横断中の踏切に押し込んで殺そうと目論むが既に妖気に勘づかれていたため失敗。今度は自らの実力をもってぬ〜べ〜を追い詰めていくが、覇鬼と和解していたことで想像以上のパワーアップを遂げていたぬ〜べ〜の猛攻撃によって逆に押されていき、最後には鬼の手から召喚された覇鬼の一撃を受け死亡した。 800年間生きていながら異性関係には全く縁がなかったらしく、ぬ〜べ〜の不安を煽っていくうちに目的が憂さ晴らしに変わっていた。 雪鍛冶(ゆきかじ) 文庫版12巻の書き下ろし作品「二人のゆきめ」に登場。山の神おかかえの造形師であり、ゆきめを始め多くの雪女を造り出した。山の神の命を受け童守町に来た際に、隙を突いてゆきめに雪女を造る冷たい炎を浴びせ復活前と復活後に分離させ、そのまま復活後の方のゆきめを山に連れ帰ろうとする。しかし、その後ゆきめ(新)の裏切りにあい逆上し、新旧もろとも溶かして消滅させようとするもぬ〜べ〜に鬼の手で引き裂かれ消滅した。
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