始祖ウィルス系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:13 UTC 版)
「バイオハザード5」の記事における「始祖ウィルス系統」の解説
「T-ウィルス」も参照 リッカーβ 『バイオハザード2』等に登場したゾンビの突然変異体“リッカー”を、トライセルが正式にB.O.W.とするべく始祖ウィルスを用いて改良したもの。 嗅覚と繁殖力が向上したのみで外見にも変化は見られないが、ショットガン程度では怯ませることすら難しいほど耐久力が向上。2種類の即死攻撃も追加されており、そのうち一つはパートナーの助けがなければ防げないことから、マーセナリーズのソロプレイではさらに難敵と化す。聴覚で獲物の位置を捕捉するため、離れた場所をゆっくり歩けば気づかれない。しかし、出現する場所は狭いエリアが多く、扉を蹴破るなど音を立てなければ進めないため、基本的に戦闘は避けられない。 ジル ウェスカーに捕われたジル・バレンタインが、始祖ウィルス研究の過程で生まれた薬品P30を連続投与され、洗脳を受けている状態。薬品の影響で身体能力は超人の域に達しており、垂直の壁を駆け上がり、クリスとシェバの2人を同時に相手にして容易にねじ伏せる。 P30は強い洗脳力を持つが、効力を発揮する時間が極めて短いため、胸部に取り付けられたデバイスから常に体内へ注入されている。このデバイスを取り外すことで洗脳を解くことができるが、デバイスの触手が体内に深く喰い込んでいるため、デバイスに攻撃を当てるか引きはがしを繰り返し、耐久力を減らす必要がある。デバイスではなくジル自身に攻撃を当て続けると、ジルが死亡してゲームオーバーになってしまう。ちなみに一応、敵であるためか、レコードでの敵撃破数に記録される。 アルバート・ウェスカー 始祖ウィルスを起源とした改良型ウィルスに適合し、超人的な肉体を獲得した存在。 過去作『CODE:Veronica』のムービーシーンでクリスと死闘を演じたが、今作でついにプレイヤーと直接対決となる。以前よりもさらに身体能力が向上しており、今作では素手で人体を引き裂く力、ロケット弾の爆発にも耐える頑健さ、至近距離からの銃撃をもたやすく回避するほどの反射速度を兼ね備えている。しかし、攻撃の回避は相手を視認している状態に限られ、死角からの攻撃や暗闇で相手を見失った状態での攻撃は回避できない。また、体内のウイルスを安定させるために特殊な薬品“PG67A/W”を定期的に適量投与しており、過剰に投与すると体内のバランスが崩れて弱体化してしまう。 ブロブ 追加エピソード「Lost in Nightmares」に登場する人型のB.O.W.。 頭部にフードをかぶり、錨のような巨大な武器を引きずりながらスペンサー邸を徘徊している。クリスらを片手で持ち上げるほどの怪力を誇り、一度掴まれればパートナーの助けがない限り死は免れない。背中には膨れ上がった巨大な肉塊があり、中には強酸が詰まっている。複数体存在し、執拗に侵入者を追い詰めてくる。 劇中ではスペンサー邸にいたスペンサーのSP達を侵入者と間違えて皆殺しにしている。
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