始祖・家祖・業祖の3人がいる財閥のルーツとは? わかりやすく解説

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始祖・家祖・業祖の3人がいる財閥のルーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:50 UTC 版)

住友財閥」の記事における「始祖・家祖・業祖の3人がいる財閥のルーツ」の解説

世界財閥家系なかでも最も古い歴史を持つ住友家だが、住友家先祖平家一門といわれ、桓武天皇曾孫高望王二十二代目備中守忠重が現れ、「住友姓」を称し室町将軍仕えたとされている。いわば、この武家である住友忠重が「始祖ということになるのだが、住友家には、家祖と業祖と2つ創業者存在する家祖といわれるのは、忠重から数えて八世にあたる住友政友現在の福井県坂井市丸岡町出身)で、この人武士から僧侶となり、そののち還俗して京都書籍商う富士屋」を開き商家住友家興した。 業祖といわれるのは、政友姉婿にあたる蘇我理右衛門で、この人南蛮吹きといわれる精練技術開発し天正十八年(1590年京都所を設けた。のちにこの吹所が住友家家業となったので理右衛門を業祖と崇めた政友には一男一女があり、一男・政以は父の商売富士屋」を継ぎ一女政友姉婿にあたる理右衛門長男・理兵衛友以を養子迎え、ここで「家祖」と「業祖」が結合する。しかも理右衛門の妻は政友の姉であるという密接な関係だったが、この代でさらに両家の血が結合したことから、住友二代目は友以が継いだ以後住友家代々泉屋」の商号銀商を営むことになる。なお、現在の三井住友銀行事務センター大阪市中央区島之内1丁目)は「住友吹き所跡」に建てられている。

※この「始祖・家祖・業祖の3人がいる財閥のルーツ」の解説は、「住友財閥」の解説の一部です。
「始祖・家祖・業祖の3人がいる財閥のルーツ」を含む「住友財閥」の記事については、「住友財閥」の概要を参照ください。

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