なんばん‐ぶき【南蛮吹き】
読み方:なんばんぶき
⇒南蛮絞(しぼ)り
南蛮吹き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:14 UTC 版)
住友家と精銅とは、切っても切り離せないものがあるが、その端緒となったのは、理右衛門が、1591年、泉州堺浦に来た明人の白水から「南蛮吹き」と称される粗銅から銀を分離する精錬法を学んだことに始まる。当時の日本では、粗銅の中に、金・銀などが含まれていることが知られておらず、また金や銀を分離するその精錬技術も未知のものだった。理右衛門は、明人の白水からその精錬方法を学ぶと、その技術を秘伝としていたが、この「南蛮吹き」のおかげで、住友家は粗銅から銀を取り出して、膨大な利益を上げるようになった。
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