天啓の勇傑
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弥多 小十郎(やた こじゅうろう) ハルカの父。高名なマジシャンとして名を馳せていたがショー公演の最中に事故死している。その正体は「東の賢者」と呼ばれた凄腕のソーサリアンで、かつての天啓の勇傑の一人。数々の源術を操り、それらを手品としてハルカに伝授していた。いたずら好きのいじめっ子気質だったようで、よくゼンバイザーをひどい目に遭わせていた。子供のハルカでは秘密を守り切れないと考え、現在その技術と記憶は彼によって封印された状態にある。特に「針金の男は踊る」の源術がお気に入りだったらしい。他にもアリアがハルカの所へやって来る日を言い当てるなど、源術かどうかは不明だが未来予知のような力も持っていた。死の直前には身の回りの物をほとんど処分してしまっていたため遺品と呼べるような物はほぼ残っていないと思われていたが、『東の賢者の叡智』と呼ばれる高度なソーサリーをまとめた万年筆を作り謎解きの形で息子に継承していたほか、自分が使っていた『神のかけら』と呼ばれる強力な「媒介の石」を知り合いの宝石商に託して保管してもらっていた。 天城・エミーリエ・フィッツジェラルド(てんじょう・エミーリエ・フィッツジェラルド) 小十郎のかつての部下である凄腕の源術師で、「滅殺の変革者」の二つ名を持つ巨乳巨尻美女。小十郎が源術を悪用せずに一般のマジシャンとして生き、人々を楽しませ続けた事を尊敬しており、その背中を追うように現在は「魔法のケーキ店(パティスリー・マギカ)」というケーキ屋の店主を務めている。味はともかく奇妙な性質のケーキを作って売りに出しているため、かつて警察に取り締まられそうになったことがあり、客にも試練が必要という妙な経営理念から店舗は外部と隔絶された空間に作られており、辿り着くまでが非常に手間であるため神出鬼没のケーキ屋として一部で話題となっているが、そのせいで客足はあまりよくない。 「変異」のソーサリーを得意としており、一線を退いた今でも二つ名に恥じない戦闘能力を誇っている。しかし、その事実は否が応でも彼女を戦いの道に引き戻そうとすることに他ならず、未だに彼女を倒して名を上げようとする源術師が後を絶たない。映し身の源術師を襲撃を退けた際、やはり自分はケーキ屋にはなれないと諦めようとしたが、トキワが本心から述べた言葉を聞いて何か思う所があったのか、あくまでもケーキ屋の店主として対応する事にして、ケーキを全部買って残さず食べる事を条件に映し身の源術師の力を奪わずに見逃した。 アリアの誘拐後はエニグマや妖異と交戦しており、トキワ団に味方で凄腕のソーサリアンということで敵の本拠地の捜索を依頼される。その際に開門が迫った影響で百鬼夜行が勃発したため再び戦場に立つことを決意、トキワ団とかつての仲間を転移ソーサリーで光の目の拠点へと送り込んだ。
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天啓の勇傑
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「存在の時」に人々を守るため「彼の地への扉」を閉じようとする勢力。究極の力を求めて扉を開こうとする勢力と戦うだけでなく、彼の地から現れる「天」と争い神殺しを為すことが責務とされる。
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