大鯨の諸元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 16:50 UTC 版)
1938年(昭和13年)時における「大鯨」の要目(特記の無い場合は計画要目)。 公試排水量:14,400トン 全長:215.65m 水線長:211.00m 水線幅:19.58m 最大幅:20.0m(最上甲板) 深さ:19.50m(第1最上甲板まで) 吃水:6.53m 推進:2軸 x 250rpm、直径3.500m 補助缶:ロ号艦本式缶2基 主機:11号10型内火機械4基 出力:計画 25,600馬力、実際 13,000馬力 速力:計画 22.2ノット、実際 18.5ノット 航続力:計画 10,000カイリ / 18ノット または12,200カイリ/ 18ノット 燃料:重油 1,897トン または補給用を含めて3,570トン 補給物件:重油 1,070トン(うち730トンはバラスト用)、真水186トン、魚雷72本、同実用頭部120個 乗員:竣工時定員 430名、1937年6月1日付定員 442名。その他に潜水戦隊定員 准士官以上78名、下士官兵308名。 兵装:40口径八九式12.7cm連装高角砲 2基、毘式40mm連装機銃 2基、保式13mm4連装機銃 2基、11式機銃6挺 航空機:九四式水上偵察機3機、呉式2号5型射出機1基 搭載艇:12m内火艇3隻、12m内火ランチ2隻、9mカッター2隻、8m内火通船1隻、6m通船1隻 この時点での航空母艦改造計画は、ディーゼルエンジンを8基搭載し公試排水量15,200トン、出力は56,000馬力、速力27ノットになった。兵装は12.7cm連装高角砲4基を搭載、機銃は25mm機銃18挺の要求だったが重量の問題で連装機銃6基12挺とした。搭載機は九六式艦上爆撃機18機、同補用6機、九六式艦上攻撃機(偵察用)4機、同補用1機を予定、原計画より速力が低下したために飛行甲板の長さを20m延長する計画だった。大鯨とは巨大な鯨という意味。
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