9mカッター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 21:03 UTC 版)
現在、上記の訓練等で使用されているほとんどのカッターは9mカッターであり、全長9m、全幅2.45m、深さ0.83m、排水量1.5トン、定員45名(実質は漕ぎ手12名と艇指揮1名、艇長1名の14名で運用する)の手漕ぎの船である。通常、艇長が舵をとり、艇指揮がかける号令の下、12名の漕ぎ手がそれぞれオールを使い、息を合わせて12本のオールで漕ぐ。全国大会で使われるのもこの9mカッターである。漕ぎ手にはそれぞれ番号が付与されており、右舷は艇首から順に1番3番5番7番9番11番、左舷は同じく2番4番6番8番10番12番である。オールには、4.3mの長さのものと、4.2mの長さのものがあり、後者は1番2番11番12番のみが使用する。木製オールと、FRP製オールがあるが、FRP製が主流になってきている。
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