大路家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 20:58 UTC 版)
大路 もち蔵(おおじ もちぞう) 声 - 田丸篤志、 升望(幼少期) たまこの幼なじみで、高校の同級生。中学では、たまこと違う学校に通っていた。たまこからは「もち蔵」、あんこからは「もっちー」と呼ばれている。映画研究会に所属。10月10日(お餅の日)生まれ、血液型B型。たまこに想いを寄せているが、たまこ本人が恋愛に鈍感なところもありなかなか報われない。もち蔵本人もたまこへの好意を他人から指摘されると意地を張って否定することが多い。2年生での臨海学校では、たまこにデラを使って告白しようとしていたが、みどりにことごとく阻止され、結局できずじまいだった。たまこがお后候補になったことで相当落ち込んでいる。 実家は「たまや」の向かいの餅屋「大路屋」、たまこの実家とライバル関係にある。商売敵同士である父親たちとは違い、本人とたまこは仲がよい。豆大のことは「お義父さん」と呼んでいるが、その都度「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはねえ!」と怒鳴られている。直接話しても聞こえるが、自室の窓から、同じ2階にあるたまこの部屋の窓へ糸電話を投げ、道路をまたいだ糸電話で会話をすることもある。2年のクラス替えでは、またもやたまこと同じクラスになれず落胆していた。 たまこと違い、店の手伝いはあまり熱心ではなく、夏の暑い日にやる気のない態度で店番をして、両親に注意されたり、お餅の日には自分の店の手伝いはそっちのけで、たまこのために「たまや」の手伝いをして、吾平から怒鳴られている。 たまこ同様にうさぎ山商店街のポイントカードを集めており、自分のカードは50冊分持っている。 劇場版『たまこラブストーリー』ではたまこと同じ重要人物として描かれている。 大路 吾平(おおじ ごへい) 声 - 立木文彦 もち蔵の父親で、餅屋「大路屋」の主人。もち蔵のことは「マイジュニア」と呼ぶことが多い。餅屋に対する考えが保守的な豆大と違い、時代に取り残されないようにと、店の看板を「RICECAKE oh! ZEE」に変えてしまったり(看板はかんなの父親が制作)、「お節餅」や「ハロウィン餅」などの斬新なアイデアの創作餅を作るなど、革新的な考えの持ち主。しかし、客からの評判はいまいちである。常に笑ったような表情で私服には派手な色のシャツを着ていることが多い。 同じ餅屋である豆大とは、商売敵であるうえ、考え方の違いから仲が悪く店頭でしょっちゅう言い争いをしており、ケンカの原因は大抵は意見の食い違いだが、店に出す商品やイベントが互いに被ることでも揉めている。だが、憎しみあっているわけではなく、ライバルかつケンカ友達のような関係で、豆大の娘であるたまこには比較的好意的に接している。 大路 道子(おおじ みちこ) 声 - 雪野五月 もち蔵の母親。ぼーっとしているもち蔵をたしなめることが多く、もち蔵がたまこのことを好きなことも知っている。たまこともち蔵の糸電話を作った張本人である。
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