大罪の悪魔達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:54 UTC 版)
これまでエヴィリオス地方で多大な事件を引き起こしてきた悪魔たちであったが、既に842年時点(円尾坂の仕立屋の時代)で一部の悪魔達は力を失っており、最終的にMaによってネメシスとイリーナがいなくなった穴を埋めるためにMaによって取り込まれた。 『罰』の投下によって崩壊した世界において悪魔たちは創造神シックルと出会い、全員がセカンドピリオド時代の記憶を思い出したようである。 イブとセト、そしてバニカに取り込まれたツペルシを除く4人の悪魔全てがリリアンヌに協力し、フォースピリオド創造の協力者となった。 悪ノP新作である『悪ノ物語』でもセトとイブを除く5人の悪魔全てが「エヴィリオスの大罪悪魔」として登場し、再び人間と契約を結んだ。 ラハブ=バリーゾール (Rahab Barisol) Maに吸収されていた嫉妬の悪魔であり、レヴィアの母でもあるラハブは、Maがネメシスによって殺された時に解放された。その直後にネメシスが「罰」を解き放った為、世界は崩壊した。 世界の崩壊後、創造神シックルと出会ったことでセカンドピリオド時代の記憶を取り戻し、アレンを自身の契約者であったカヨ=スドウを始めとする他の大罪契約者に会わせるという任務をシックルから与えられる。アレンがシックルの命令を無視したため、ラハブは代わりに旧マーロンの地で他の悪魔と集まり、大地神ミカエラと行動を共にした。 タサン軍による大罪狩りの対象となっている大罪契約者とは、「歴史上大罪の悪魔たちと最も相性が良かった契約者」を探していると推測し、リリアンヌとクラリスと共に千年樹の森へ移動した。 Maとアレンが対峙した時、映画館上空の暗い雲を見て、アレンとリリアンヌの再会は悲惨なことが起きると疑っていた。 セイラム=ダンバー (Salem Dunbar) Maに吸収されていた強欲の悪魔のセイラムは、Maがネメシスによって殺された時に解放された。その直後にネメシスが「罰」を解き放った為、世界は崩壊した。 世界の崩壊後、創造神シックルと出会い、セカンドピリオド時代の記憶を取り戻し、アレンを他の大罪契約者に会わせるという任務をシックルから与えられる。アレンがシックルの命令を無視したため、セイラムは代わりに旧マーロンの地で他の悪魔と集まり、大地神ミカエラと一緒にいた所をリリアンヌとクラリスに出会い、他の悪魔とリリアンヌと共にEvilious theaterに向かった。 リリアンヌとアレンの再会は悲惨なことが起きると疑っていた嫉妬の悪魔ラハブに対し異議を唱えていた。 マリー=アネット (Marie Anette) Maに吸収されていた傲慢の悪魔のマリーは、Maがネメシスによって殺された時に解放される。その直後にネメシスが「罰」を解き放った為、世界は崩壊した。 世界の崩壊後、創造神シックルと出会い、セカンドピリオド時代の記憶を取り戻し、アレンを他の大罪契約者に会わせるという任務をシックルから与えられる。アレンがシックルの命令を無視したため、セイラムは代わりに旧マーロンの地で他の悪魔と集まり、大地神ミカエラと一緒にいた所をリリアンヌとクラリスに出会い、マリーはリリアンヌに再び契約するように説得したが、説得に失敗した。 説得の失敗後、タサン党は「歴史上大罪の悪魔と最も相性が良い契約者」達を狩っているとリリアンヌとクラリスに説明し、リリアンヌたちと共にジョセフィーヌに乗って旧マーロンに移動した。 その後はリリアンヌと他の悪魔が力を組み合わせて「眠らせ姫」を止めるためにリリアンヌ達とEvilious theaterへ向かった。映画館でネメシスとアレンが戦ったとき、アレンにとても凄いネギを持ってきてアレンとグーミリアが連携できるように補佐した。 ジル=ドリエ (Gilles Derais) Maに吸収されていた色欲の悪魔のジルは、Maがネメシスによって殺された時に解放される。その直後にネメシスが「罰」を解き放った為、世界は崩壊した。 世界の崩壊後、創造神シックルと出会い、セカンドピリオド時代の記憶を取り戻し、アレンを他の大罪契約者(この際、ジルは最も相性が良かった契約者であるヴェノマニア公に会わせようとしていたようである。)に会わせるという任務をシックルから与えられたる。アレンがシックルの命令を無視したため、セイラムは代わりに旧マーロンの地で他の悪魔と集まり、大地神ミカエラと一緒にいた所をリリアンヌとクラリスに出会うが、リリアンヌにからかわれた為、リリアンヌに激怒していた所をラハブによってなだめられていた。 ウラド=ツペルシ (Vlad Tuberci) 元々悪食の悪魔であったが、325年に自身の契約者であったバニカ=コンチータによって取り込まれ、成り代わられてしまった存在。 Maの消滅によって全てが終わった後、経緯は不明ながらバニカから解放されたようである。 悪ノP新作の「悪ノ物語」では、イブとセトを除く同名の5人の悪魔が「エヴィリオスの大罪悪魔」として登場し、全員が再び人間と契約を交わした。 セト=トワイライト (Seth Twiright) モチーフ :氷山キヨテル グリム・ジ・エンドに宿る憤怒の悪魔であり、七つの大罪の発生を間接的に引き起こした人物。 世界の崩壊後、仮面としてのセトは冥界の主ことグーミリアとの「契約」によってグーミリアと融合していた。 ガレリアン達との戦いによって冥界から大罪契約者が吹き飛ばされてしまい、彼らを再び連れ戻すことになったグーミリアを見て笑っていた。 全てが終わり、フォースピリオドが創造されると、グーミリアとの契約を解消し、サードピリオドに残留する。 後日談の「アウトロー&リッチゲート」にも登場し、その際には自身のクローンの1体でもある「キール=フリージス」の変装をして、バニカの従者であるリッチ=アークロウと接触。 自身が作り上げたNeo BLACK BOXをバニカに渡し、バニカに対して並行世界へ旅立つ実験体になるように命令した。 結果的にバニカ達が並行世界へ旅立ったことに満足していた様子。 実は「セト=トワイライト」という名前は偽名であり、本名は不明。また、箱舟クライムワンに乗る際にも72人の乗組員に成りすまして乗っており、セカンドピリオド時代の記憶を唯一保持していた悪魔でもあった。
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