外襷反り
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外襷反り(そとたすきぞり)は、相撲の日本相撲協会制定決まり手八十二手、反り手のひとつである。片手で相手の差し手の肘を掴み、もう一方の手で相手の差し手の上を通し、相手の脚を内側から掬い上げて後ろに反り倒す技。旧称内無双[1](うちむそう)。決まり手八十二手の内無双とは異なる。大正時代の資料では、単に外襷(そとだすき)と呼ばれていた。昭和30年代半ばまでは、猫騙し(ねこだまし)とも呼ばれていた。立ち合いで手を叩く行為の猫騙しとは異なる。
樋渡雋次郎著の書籍『相撲』(1923年)では捻り手に分類している[1]。
1960年1月に決まり手が制定されてから2025年5月まで、関取のみならず幕下以下まで含めても1度も適用されたことはない。ただ、決まり手制定以前まで遡れば、1944年1月場所において幕下時代の栃錦が決めている。
出典
- ^ a b 樋渡雋次郎「第十章 技 第四節 捻手 第十三項 内無双」『相撲』木下東作(監修)、目黒書店、日本〈日本体育叢書〉、1923年6月3日、410-412頁。第8篇 。「一名外襷とも云う(略)第五十六図 内無双」
関連項目
外部リンク
- “外たすき反り - 決まり手八十二手”. 日本相撲協会公式ホームページ. 日本相撲協会. 2025年5月26日閲覧。
外襷反りと同じ種類の言葉
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