外襷反りとは? わかりやすく解説

外襷反り

(外襷 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/09 03:16 UTC 版)

外襷反り(そとたすきぞり)は、相撲日本相撲協会制定決まり手八十二手、反り手のひとつである。片手で相手の差し手の肘を掴み、もう一方の手で相手の差し手の上を通し、相手の脚を内側から掬い上げて後ろに反り倒す技。旧称内無双[1](うちむそう)。決まり手八十二手の内無双とは異なる。大正時代の資料では、単に外襷(そとだすき)と呼ばれていた。昭和30年代半ばまでは、猫騙し(ねこだまし)とも呼ばれていた。立ち合いで手を叩く行為の猫騙しとは異なる。

樋渡雋次郎著の書籍『相撲』(1923年)では捻り手に分類している[1]

1960年1月に決まり手が制定されてから2025年5月まで、関取のみならず幕下以下まで含めても1度も適用されたことはない。ただ、決まり手制定以前まで遡れば、1944年1月場所において幕下時代の栃錦が決めている。

出典

  1. ^ a b 樋渡雋次郎「第十章 技 第四節 捻手 第十三項 内無双」『相撲』木下東作(監修)、目黒書店、日本〈日本体育叢書〉、1923年6月3日、410-412頁。第8篇https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/969836/223。「一名外襷とも云う(略)第五十六図 内無双」 

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