塩見正直とは? わかりやすく解説

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塩見正直

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/21 14:47 UTC 版)

塩見 正直(しおみ まさなお、1936年昭和11年)- )は、日本の環境自動車技術者、経営者トヨタ自動車エスティマプリウスの開発者。トヨタ車体株式会社会長。「環境のトヨタの立役者」として知られる[1]


  1. ^ a b c d e f 『「環境のトヨタ」を生んだ立役者 挑戦は燃料電池車からバイオマスに(アラコ会長・塩見正直氏)』”. 日経ESG (2002年9月). 2020年11月1日閲覧。
  2. ^ 『兵庫縣舊出石藩士族生計一覧表』出石氣多郡役所、明治16年(1883年)10月調査
  3. ^ a b c d e f 『名古屋工業大学創立100周年記念対談 松井信行 名古屋工業大学学長、塩見正直 トヨタ車体(株)技監 実学をいかに企業で開花させるか』”. オ-ム社 (2005年10月). 2020年11月1日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『サスティナブル・モビリティの実現に向けて』
  5. ^ 『環境技術、スペシャルティーカー開発、シャシー技術の向上発展への貢献(2003)』技術貢献賞/受賞理由「塩見正直氏は、1959年にトヨタ自動車工業(株)入社以来、現在まで、自動車技術の発展及び自動車産業の振興に多大な貢献をしてきた。特に、環境対応技術の取組みでは、世界で最も量産された電気自動車の開発を指揮すると共に、電池新会社の設立にも尽力した。更に、低公害車の普及を目指し、ハイブリッドマイクロバスや世界初の量産ハイブリッド乗用車開発の陣頭指揮をとった。魅力ある自動車の市場への提供という面では、1990年に、斬新なボディー形状や室内空間、乗用車並みの運転性能をワンボックスカーで実現し、多くの支持を受け、今日のSUV車両コンセプトにも受け継がれている。また、20年間のシャシー開発においても、世界に前例のない独創的な新機構を多数開発し、快適な自動車の礎を築いた。1996年以降は、アラコ(株)の経営責任者として、「環境」「福祉」をキーワードとして、環境に優しいケナフ製品の開発をはじめ、リサイクル技術の活用、超小型電気自動車の導入、高度なバリアフリーを実現した福祉車両の開発など、多くの製品を世に送り出した」より。
  6. ^ 和田明広(技術担当副社長)「塩見さんはあの革新的なエスティマを作ったことでわかるように、天才肌の人なんです。電気は絶対にやるべしということで、担当役員としてEVを後押ししていました。トヨタでは2014年にミライを発売しましたが、燃料電池車の研究は1992年に始めていました。これも塩見さんのアイデアなんですね。ハイブリッドについても、必ず日の目を見るからしっかりやれよと。和田さんは塩見さんの目利きを信じていましたから、チャレンジャブルな決断ができたんだと思います」(『プリウス誕生秘話 第1回 21世紀のクルマを提案せよ(1993年9月-1994年11月)』GAZOO 2015年12月11日号より)
  7. ^ 『技術貢献賞(塩見正直)』”. 自動車技術会 (2003年). 2020年11月1日閲覧。


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