執筆・創作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 07:29 UTC 版)
浅野は本を多く読み、小学校1年から高校3年まで毎年、読書感想文で賞を取っていたことから童話作家や作詞家にあこがれ、大学生のときは雑誌記者を目指して就職活動をしていた。 2005年にエッセイ集『ひだまりゼリー』を発売。子供のころや家族のことなど、プライベートな話を綴った。同書のエピソード『おりがみ』が、上宮太子中学校入学試験問題に採用された。 絵本を多く読む中で童話執筆を思い立ち、初めての作品となる『ちいさなボタン、プッチ』を創作。2007年9月1日、小学館『おひさま』主催の第13回おひさま大賞において童話部門最優秀賞を獲得。その後絵本作家のきむらゆういちが顧問を務める、創作絵本の教室『ゆうゆう絵本講座』に約半年間通い、絵本のことを学んだ。受賞を機に、執筆・創作活動は「あさのますみ」名義でフリーで行っている。2012年から2020年3月までは作家として『らいとすたっふ』に所属していた。 2009年には角川の児童向け新レーベル角川つばさ文庫より、小説としての処女作となる『ウルは空色魔女 1 はじめての魔法クッキー』を出版。 また、2011年冬に漫画家の畑健二郎と同人サークルはじめまして。を立ち上げ、声優あるあるを題材にした四コマ同人誌『それが声優!』を制作。コミックマーケットで毎回新作を発表しており、2017年8月に発行された最終巻含め全12巻となっている。公式ブログでは毎週『それが声優!』の4コマ漫画の更新をしていた(ネーム原作担当)。 2018年12月、『まめざらちゃん』(絵・よしむらめぐ)で、第7回MOE創作絵本グランプリで大賞を受賞。 2020年3月には、2019年1月に自殺した友人についてのエッセイ『逝ってしまった君へ』を、配信サイト「note」で公開したところ、SNSなどで大きな反響を呼び、2020年6月には運営会社のnote株式会社が主催する「cakesクリエイターコンテスト2020」に入賞、これを受けて加筆修正を行った上で同社の配信メディア「cakes」での連載が決まっていた。しかし、cakesの他の掲載記事を巡る不祥事(note (企業)#事件・不祥事も参照)の影響を受け、連載に関して編集部の対応が二転三転した末に連載中止が決まったことから、12月に編集部の一連の対応をnoteで公表、話題を呼ぶこととなった。その後note社側とは和解、一方エッセイについては十数社に及ぶ出版社からのオファーを経て、最終的に小学館から単行本として2021年6月に出版されている。 作詞では前述の自身で歌うもののほか、提供も行っている。
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